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ウエア

アンコンシャス・バイアスの化身メグハギをめぐる「メグハギサーガ」第一部
メグハギサーガ
ウエアハワワセイ

©︎ Mahaya Takara

有料オンデマンド配信
2024年1月20日(土)00:00より配信中
ビデオマーケット
music.jp
カンテレドーガ

ウエア 映像配信予告編

一般社団法人EPAD
文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2))|独立行政法人日本芸術文化振興会

ドラマとカオスを縦横するスペースノットブランク。CHAOTICなコレクティブによるDRAMATICなアドベンチャー。ダウンロードとアップロード。HIGH & LOW。物語とキャラクターと本人と別人が脱ぎ着する、母音だけでコミュニケーションできる「場所」。実存しない物語とキャラクターを、実存する本人が「上演」というシチュエーションを用いて実存する別人の目覚ましを鳴らそうとするための舞台。

あらすじ
映像制作会社で働く須田。何年も前に使わなくなったメーリングリストからメールが届く。差出人の岡は、既に中止になった企画が成立してバズっている世界線にいるらしい。そういった架空の設定で須田をからかってくる岡。ある日、岡のメールが縦書きになる。そして須田のパソコンは全て縦書き形式に書き換えられてしまう。その「横から縦へ」を治すため、須田は岡の地元である埼玉県十枡町に導かれるが、更なる悪ふざけによって「メグハギ」に感染する。

原作
池田亮 Ryo Ikeda
脚本家・演出家・美術家。1992年埼玉県出身。舞台・美術・映像を作る団体〈ゆうめい〉代表。PTA Inc.所属。遺伝や家族にまつわる実体験をベースとした舞台作品『姿』がTV Bros.ステージ・オブ・ザ・イヤー2019、テアトロ2019年舞台ベストワンに選出され、2021年芸劇eyes・東京芸術劇場にて再演。近年ではNHK Eテレ『天才てれびくん』ドラマパート脚本、TVアニメ『ウマ娘』脚本、バンド・ズーカラデル『ノエル』MV脚本、VTuber構成脚本とディレクションなどを手掛け、QJWebやpaperCにてコラムも執筆している。ノンジャンルでの活動を通して創作の多面性を解析しながら『ウエア』『ハワワ』の原作と美術を担う。

新宿眼科画廊 スペース地下

イントロダクション:植村朔也
メッセージ:小野彩加と中澤陽
インタビュー:池田亮額田大志
出演者インタビュー:荒木知佳と櫻井麻樹瀧腰教寛と深澤しほ

プレビュー上演
2020年3月13日(金)19:30

本演
2020年3月14日(土)13:30
2020年3月14日(土)18:30 トーク|ゲスト:池田亮 額田大志
2020年3月15日(日)13:30
2020年3月15日(日)18:30 トーク|ゲスト:荒木知佳 櫻井麻樹 瀧腰教寛 深澤しほ
2020年3月16日(月)19:30
2020年3月17日(火)14:30 トーク|ゲスト:鴻池留衣
2020年3月17日(火)19:30

新宿眼科画廊 スペース地下

プレビュー上演(事前支払・当日現金支払):1,600円
前売券(事前支払):2,900円
前売券・30歳以下(事前支払):2,400円
前売券・60歳以上(事前支払):2,400円
当日券(当日現金支払):3,500円
当日券・30歳以下(事前支払):3,000円
当日券・60歳以上(事前支払):3,000円
高校生以下(当日現金支払):600円
リピーター割引(当日現金支払):2,100円

出演:荒木知佳 櫻井麻樹 瀧腰教寛 深澤しほ
原作:池田亮
音楽:額田大志
演出:小野彩加 中澤陽
音響・照明:櫻内憧海
映像:stackpictures
舞台監督:河井朗
保存記録・当日運営:植村朔也
制作:花井瑠奈
協力:ゆうめい 東京塩麹 ヌトミック ルサンチカ お布団 青年団 東京はるかに
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
主催・企画・製作:スペースノットブランク

こまばアゴラ劇場

イントロダクション:植村朔也
メッセージ:小野彩加と中澤陽
インタビュー:池田亮額田大志
出演者インタビュー:荒木知佳と大須みづほ古賀友樹と鈴鹿通儀奈良悠加

2022年1月7日(金)19:00
2022年1月8日(土)17:00
2022年1月9日(日)13:00
2022年1月10日(月祝)17:00
2022年1月11日(火)14:00
2022年1月13日(木)19:00
2022年1月14日(金)19:00
2022年1月15日(土)13:00 『ウエア』『ハワワ』通し上演

こまばアゴラ劇場

前売券(事前支払):2,900円
前売券・通し上演(事前支払):5,900円
当日券(当日現金支払):3,500円
当日券・通し上演(当日現金支払):7,000円

池田亮:『ウエア』『ハワワ』に宛てた言葉
WordとExcelとPowerPointとQuickTimeとPremiere ProとMedia EncoderとPhotoshopとIllustratorとInternet ExplorerとGoogle ChromeとNortonらを使い、写真、もう使わなくなったメーリングリスト、テキスト、動画、メール、聖書、スマホゲームマニュアル、レーヴン/ジョンソン生物学、道端で拾った官能小説、猫、体験、紙とペンを全て組み合わせて原作を描きました。なので『ウエア』と『ハワワ』のデータ容量は3Gバイトを超えている物語となりました。何言ってるんだって感じですが、原作は実際そのような形式になっています。
小説だけでなくイラストも映画もプレゼンテーションもメーリングリストも、全てのデータを行き来して楽しめるアドベンチャーを描きました。
『ウエア』は映像制作会社、『ハワワ』はネットカジノが舞台になってます。正直原作を読んでもらいたい気持ちもありますが、そこはスペースノットブランクが凝縮して舞台作品にします。
自分は作者名より匿名で書いた作品数の方が遥かに多いので、そんな自分を振り返り、時には疑いながら作りました。
作者名で物語を書く時と、匿名で物語を書く時、表現する内容は全く異なると考えています。匿名で物語を書いてネットに上げていた時、作者名で物語を書いている人に対し大きな特権を感じている時期もありました。日常の中でどうしても隠さなければならないと思うことをどう表現するかを自分は悩んでいるのに、既に出せている時点で、その出し方の方ばかり気になってしまう。なので同じ匿名の作品ばかりを好き好んで読み、作っていました。
この名前を出せる・出せないの生き方と境界線はなんなのか、そして作者名を出して書くということにかなりの抵抗があった匿名の自分の現実を描くことが軸にもある作品になったと思います。
そんなことを長々言っておりますが、結局のところ好き放題楽しんでもらえるようなエンターテインメントを目指しました。
ぜひお楽しみください。

出演:荒木知佳 古賀友樹
原作・美術:池田亮
音楽:額田大志
演出:小野彩加 中澤陽
音響・照明:櫻内憧海
舞台監督:鐘築隼
保存記録:植村朔也
当日運営:渚まな美
制作:花井瑠奈
協力:ゆうめい 東京塩麹 ヌトミック プリッシマ お布団 青年団 東京はるかに 伊藤優花 大野創 河井朗 神林遥 黒澤多生 田中祐希 中條玲 仁科幸 松尾彩加
映像協力:stackpictures
助成:芸術文化振興基金 公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団 公益財団法人セゾン文化財団
提携:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催・企画・製作:スペースノットブランク

本公演は、アートにエールを!東京プロジェクト(ステージ型)の支援を受け、実施しました。

批評
2020年4月1日(水) artscapeレビュー|山﨑健太:スペースノットブランク『ウエア』
2020年4月6日(月) 東京はるかに|スペースノットブランク『ウエア』イントロダクション 当日ver.
2020年4月7日(火) 東京はるかに|落雷と楽奏のあとで スペースノットブランク『ウエア』評
2020年4月7日(火) 東京はるかに|落雷と楽奏のあとで スペースノットブランク『ウエア』評(省エネ版)
2022年3月24日(木) 東京はるかに|装われるキャラクタ:スペースノットブランク『ウエア』(再演)評
ニュース
2020年1月30日(木) ステージナタリー|スペースノットブランクの新作「ウエア」原作に池田亮&音楽に額田大志を起用
2020年3月14日(土) ステージナタリー|CHAOTICなコレクティブ、スペースノットブランクの新作「ウエア」開幕
2020年9月27日(日) ステージナタリー|こまばアゴラ劇場、2021年度ラインナップを発表
2021年12月4日(土) ステージナタリー|池田亮が原作担う2作品、スペースノットブランク「ウエア」「ハワワ」
2022年1月7日(金) ステージナタリー|スペノ「ウエア」「ハワワ」開幕に原作・池田亮「スペノだからこそ描けるもの」

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