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Alice in Wonderlight 光の中のアリス

松原俊太郎協業作品
ささやかなさ光の中のアリスミライハ再生数ダンスダンスレボリューションズ

Each performance will include English subtitles. Please see below for more English details about the show, including an overview of the story, ticket information, access, and more.

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Graphic Design by Zhao Wenxin

English

No need to blink. The entire show is a climax. Welcome to Wonderland in these crazy times.
“When I used to read fairy tales, I fancied that kind of thing never happened, and now here I am in the middle of one!”

Setagaya Public Theatre – Featured Theatre
Ayaka Ono Akira Nakazawa Spacenotblank

Alice in Wonderlight
Friday, 1 Nov – Sunday, 10 Nov 2024
Theatre Tram
Playwright: Shuntaro Matsubara
Created with and Performed by: Chika Araki, Saho Ito, Yuki Koga, Masahiro Higashide
Direction and Also Performed by: Ayaka Ono & Akira Nakazawa
Partnarship: Setagaya Arts Foundation, Setagaya Public Theatre
Supported by: Setagaya City
Presented by, Planning, and Production: Ayaka Ono Akira Nakazawa Spacenotblank

Overview
Long-time collaborators, playwright Shuntaro Matsubara and theatre-maker duo Ayaka Ono Akira Nakazawa Spacenotblank (by Ayaka Ono & Akira Nakazawa), bring a newly revamped version of Alice in Wonderlight to Theatre Tram. Chika Araki and Yuki Koga will reprise their roles from the 2020 production at ROHM Theatre Kyoto. Ayaka Ono and Akira Nakazawa will not only direct but also perform alongside new cast members Saho Ito and Masahiro Higashide. The play begins with the line, “The characters are dead from the start,” as four shadows, illuminated by intense light, appear on stage. In Wonderland, Masahiro Higashide’s Bunny is on a relentless quest to find the Alice he sees on the screen. Amidst the beginning’s light and memories, Yuki Koga’s Knight ponders. Meanwhile, Saho Ito’s Minnie is beautifully chaotic, dancing wildly like a sewer rat. Chika Araki’s Hikari — meaning light — dreams an unending reality of dreams, while Akira Nakazawa’s K (King) and Ayaka Ono’s Q (Queen) remain grand and pompous as “directors of the image.” In keeping with the line, “Hikari will become one with Alice, and the Knight must press on,” Alice in Wonderlight traces Hikari’s dream-filled journey and the Knight’s determined path. Welcome to Alice in Wonderlight, or “Hikalice,” a whimsical blend of Hikari and Alice. How far will this story and the streak of light continue?

What is Setagaya Public Theatre – Featured Theatre?
“Setagaya Public Theatre – Featured Theatre” is a program launched by Setagaya Public Theatre in 2024 to discover and showcase new talent.
Artists and companies recommended by Artistic Director Akira Shirai are invited to participate in the Featured Theatre, which allows them to perform with the theatre’s support.

まばたき、無用。ぜんぺん、クライマックス。ようこそ、こんなご時世のワンダーランドへ。
「おとぎ話読んでた頃、そんなこと起こらないわって思っていたけど、ほら今ここ、そのど真ん中!」

戯曲掲載
早稲田文学2021年春号 / Amazon

世田谷パブリックシアター フィーチャード・シアター
小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク

光の中のアリス
2024年11月1日(金)- 10日(日)
シアタートラム
作:松原俊太郎
出演:荒木知佳 伊東沙保 古賀友樹 東出昌大
演出・出演:小野彩加 中澤陽
提携:公益財団法人せたがや文化財団 世田谷パブリックシアター
後援:世田谷区
主催・企画・製作:スペースノットブランク

2019年より協業を重ねる劇作家・松原俊太郎と、二人組の舞台作家・小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク。2020年12月にロームシアター京都で上演した『光の中のアリス』を、装い新たに2024年11月のシアタートラムで上演する。出演者として、荒木知佳と古賀友樹が2020年に引き続き登場、小野彩加と中澤陽が演出を兼務、そして伊東沙保と東出昌大が新たに加わる。「登場人物ははじめから死んでいる。」という一節からはじまる戯曲から、強い光を浴びて四つの影が舞台に浮かび上がる。ワンダーランドで画面に映るアリスを探し続けるのは東出昌大演じるバニー。はじまりの光とおもひでの中で “考える” のは古賀友樹演じる騎士(ナイト)。ドブネズミみたいに美しくふわふわで踊り狂っているのは伊東沙保演じるミニー。そして、終わらない “夢の現実” の夢を見続けるのは荒木知佳演じるヒカリ。中澤陽演じるK(キング)と小野彩加演じるQ(クイーン)は “イメージの演出者” よろしく偉そうに動かない。「ヒカリはアリスのなかへ、そしてナイトはがんばらないと。」の言葉通り、アリス・イン・ワンダーライトで夢見るヒカリと頑張るナイト。光の中のアリス、縮めて “ヒカリス” 。この物語と光の “筋” は、一体どこまで “つづく” のか。

世田谷パブリックシアター フィーチャード・シアター
世田谷パブリックシアターが新たな才能と出会うために2024年度からスタートしたプログラム。
白井晃芸術監督の推薦するアーティストやカンパニーが「世田谷パブリックシアター フィーチャード・シアター」として招聘され、劇場のサポートを受けながら公演を行なうことができる。

English

Synopsis
“All in the golden afternoon.”
The story begins in a pristine one-room apartment.
If you believe the notion that life is a poorly written tale, then the characters in the story could be anyone.
As long as they embark on an adventure, even without finding a destination, the journey itself becomes a dream.
And those who carry dreams within them are reborn many times throughout their lives.
The characters in this tale, “Hikalice,” are chosen at random,
regardless of their will. They arrive as the Alices of these times.
The screen flickers, blinding your eyes.
Suddenly, darkness falls, and in that pitch-black moment,
amid the gradient of light and shadow,
“Knock, knock.”
Alice, still sleeping in the darkness, dreams of being an ant chased by a giant.
“Let the unseen be seen!”
When there is light, something emerges with every passing moment.
The characters are dead from the start.
To begin living, they must move.
To begin, they must speak.

あらすじ
「時まさに黄金の昼さがり」
お話は清潔なワンルームから始まる。
人生はできのわるい物語だ、という戯言を信じるなら、実のところ物語の登場人物は、なんでもいい。
冒険にでさえすれば、何も、目的地すら見つからなくても、その冒険の過程自体が夢に変わってくれるし、
夢を携えた人間は、その一生のうちに何度も生まれ変わるから。
この物語、「ヒカリス」の登場人物もまた、任意に選ばれる。
その人物の意志にかかわらず。こんなご時世のアリスとして。
やってくるだろう。
画面が明滅する、目が眩むさなかに。
とつぜん、闇が訪れる、何も見えないさなかに。
光と闇、そのグラデーションに。
「こんこん」
ノックと闇の中で眠りつづけるアリスは、巨人に追われるアリの夢を見ている。
「見えるようになあれ」
光があれば、一瞬ごとに、何かが現れる。
登場人物は、はじめから死んでいる。
生きはじめるには、動かなければならない。
はじめるには、声を発しなければならない。

Reportage articles are only available in Japanese. Sorry!

ルポルタージュ:佐々木敦
その1「読み合わせとマーダーミステリー」

Interviews articles are only available in Japanese. Sorry!

インタビュー
松原俊太郎

作:松原俊太郎 Shuntaro Matsubara
劇作家。1988年熊本生まれ、京都在住。2015年、戯曲『みちゆき』が第15回AAF戯曲賞大賞を受賞。2019年、戯曲『山山』が第63回岸田國士戯曲賞を受賞。主な戯曲に『光の中のアリス』『君の庭』、小説に『ほんとうのこといって』『イヌに捧ぐ』など。2024年度セゾン・フェローⅠ。
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コメント

戯曲『光の中のアリス』は、2020年スペースノットブランク演出によりロームシアター京都で初演されました。
当時を生きる私の頭の中には、「こんなご時世に、舞台で、おとぎ話とは?(何事?)」といった問いが浮かんでおりました。
橋本治『チャンバラ時代劇講座』によると、日本映画は「ファンタジーが下手」で、逆に「現実と四つに組んだとき、一番の美しさを発揮する」そうです。そんな「ファンタジー」をこの国でうまくやっていたのは、映画でも演劇でもなく間違いなくアニメでした。アニメのような舞台ではなく、舞台をアニメートさせること。そんなことが可能だとして、それはどんな状態なのか。
想像力の限界をひしひしと感じつつ執筆しているさなかに参照したマーティン・ガードナー『詳注アリス』の序文には、「我々の生など説明不能な死刑宣告を受けて踊り狂うどたばた劇でなくて何か」とありました。窓の中に目を向けてみると全世界が新型のウイルスに翻弄されている真っ只中でした。
われわれのおとぎ話、われわれの生、われわれの舞台。翻って問われたのは、終止符のように援用されがちな「現実」とは何か、否定とともに容易に持ち出される「現実」に直面したとき、果たしてどんな(リ)アクションが可能か。でした。
4年が経ちました。目に見える変化と、目に見えない変化と、変わらない何かとが、それぞれすべてのクライマックスのごとく舞台上に上げられることでしょう。お見逃しなく。

出演(ヒカリ):荒木知佳 Chika Araki
Photo by Junya Osakabe
俳優。1995年7月18日生まれ。俳優として、FUKAIPRODUCE羽衣『愛死に』、毛皮族『Gardenでは目を閉じて』、theater apartment complex libido:『libido: 青い鳥(作:モーリス・メーテルリンク)』、彩の国さいたま芸術劇場『導かれるように間違う(作:松井周 / 演出:近藤良平)』、たくみちゃん『―(dash)#2 Rosetta Stone』、ロロ『BGM』、セビロデクンフーズ『石田、ゴーゴーヘブン!』、小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク『緑のカラー』『ラブ・ダイアローグ・ナウ』『舞台らしき舞台されど舞台』『すべては原子で満満ちている』『フィジカル・カタルシス』『光の中のアリス(作:松原俊太郎)』『ささやかなさ(作:松原俊太郎)』『ウエア(原作:池田亮)』『再生数(作:松原俊太郎)』『バランス』『セイ(原作:池田亮)』などの舞台作品に参加するほか、本日休演『天使の沈黙』MV、『春原さんのうた(監督:杉田協士)』『彼方のうた(監督:杉田協士)』『走れない人の走り方(監督:蘇鈺淳)』などの映像、映画作品に参加している。2021年、KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD 2020にてベストダンサー賞受賞。同年、マルセイユ国際映画祭2021(FID)にて俳優賞受賞。
Web / X / Instagram
コメント

私は今までスペースノットブランクの作品に10作品ほど出演してきました。参加するメンバーによって、クリエーションでの空気や、完成する作品が違うものになっていて、毎回参加していておもしろいなと感じています。
今回もまた新しいチームが結成されました。ここにいる人たちで、どんな空気が生まれて何ができあがるのかとてもワクワクします。
また、スペースノットブランクの作品に出演すると今の自分を確かめられるような気がしています。今の自分は何に興味があって、何を考えているのか、どんな体でどんな動きをするのか、今回の作品でまた見つけられるのが楽しみです。
『光の中のアリス』の初演は、とにかく動いて動いて喋って動いてだったので、今からランニングと筋トレをし、よく寝てよく食べて、準備をしていきたいと思います。
そして、観ていただく皆様には、一緒に歌いたくなるような、そんな作品になれたら良いなと今は勝手に思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

出演(ミニー):伊東沙保 Saho Ito
1980年4月20日生まれ。近年の出演作に、滋企画『OTHELLO』、KAAT×東京デスロック×第12言語演劇スタジオ『外地の三人姉妹』、木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』、劇作家女子会。feat. noo『クレバス2020(作:モスクワカヌ / 演出:稲葉賀恵)』、ほろびて『あでな//いある』、映画『春原さんのうた』、映画『彼方のうた』、映画『4つの出鱈目と幽霊について』など。
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スペースノットブランクの作品、どうやってつくってるんだろうと常々思っていました。観ているうちに、もう考えるのは置いておいてとりあえず浴びよう、と目に耳に入る情報をひたすら摂取する幸せな時間になって、終わる頃にはもっとずっと続いてくれと願うのでした。
その仕組みを知れるぞ、と喜んでいます。松原俊太郎さんの言葉を口に出せることも喜んでいます。励みます。

出演(騎士):古賀友樹 Yuki Koga
Photo by Tatsuya Nakagawa
俳優。1993年9月30日生まれ。俳優として、ゆうめい『みんな』『弟兄』『巛』『あかあか』、シラカン『蜜をそ削ぐ』、劇団スポーツ『すごくうるさい山』『ルースター』『徒』、かまどキッチン『燦燦SUN讃讃讃讃』、スペースノットブランク『緑のカラー』『ネイティブ』『言葉だけでは満ちたりぬ舞台』『すべては原子で満満ちている』『氷と冬』『フィジカル・カタルシス』『ラブ・ダイアローグ・ナウ』『光の中のアリス(作:松原俊太郎)』『救世主の劇場』『ささやかなさ(作:松原俊太郎)』『舞台らしきモニュメント』『クローズド・サークル』『ウエア(原作:池田亮)』『ハワワ(原作:池田亮)』『再生数(作:松原俊太郎)』『本人たち』『セイ(原作:池田亮)』『言葉とシェイクスピアの鳥』などの作品に参加する他、演出補として、穂の国とよはし芸術劇場PLAT 高校生と創る演劇『ミライハ(作:松原俊太郎 / 演出:小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク)』に参加している。2020年、びっくり箱リアクション王決定戦 ビリ1グランプリ 第1回王者。2023年、CoRich舞台芸術まつり!2023春 演技賞受賞。
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こんにちは。古賀友樹と申します。
はじめましての方もたくさんいると思うので、僕が僕で僕なんだ、って思うことを書こうと思います。
舞台には神さまがいる(いたよ)って話をします。
2020年の12月、わたしは京都にいました。
そして今日は『光の中のアリス』の最後の上演回です! おつかれさま!
このお芝居、台詞量もさることながら、運動量もすごい。わたしは舞台上でダイブすることが多く、さながらシャトルランの気分です。
いつものようにシャトっていると、なんと! 床に手をついた瞬間に!! 指と手の甲がくっついてしまった!!!(((気がする)))
要はダイブの弾みで指が逆側にぺっちゃんこになった、そう感じたわけです。これはやばい!
急いで手元を確認して、うん、今のところは異常なし。指も、動く。あー、これきっとアドレナリンで、この後のシーンでめっちゃ腫れるんだろうなぁ。お客さんドン引きじゃん。痛すぎて続けられなかったらどうしよう。
でも。
次のシーンも。
その次のシーンも。
その次の次の次のシーンも、終わってからも。
「痛くない!」
もう、本当に良かった。絶対ピシャ、ってなったと思ったのに、勘違いだった。
でもこの時ばかりは普段ちっとも思いを馳せることのない神さま、舞台の神さまに感謝した。本当にありがとう! 残機まだ1残ってた!
これが舞台に神さまがいたよーって話です。
でもまあ、冷静に考えて神さまとかじゃなく保険に入るべき。保険は手厚く僕を守ってくれるから。てかそもそも保険入ってたかもね? ちょっとわかんない、今これを書きながらそんな気がしてきました。
みなさまも、いつもやってるからと油断せず、少しでも危険が伴う運動には気をつけてくださいね。椅子に登って物をとる時とか。
それでは、劇場でお待ちしております!

出演(バニー):東出昌大 Masahiro Higashide
Photo by Kazuhei Kimura
1988年埼玉県生まれ。2012年、映画『桐島、部活やめるってよ』で俳優デビュー。
Web
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「お芝居とは」「演じるとは」「演劇とは」「生きているとは」どの問いに対しても一言で「これこれこう言うものです」と答えられるものは無いのではないでしょうか。でもみんな忙しいから、問いを芽生えさせないし、物事を分解、精査、言語化などしないで日々を生きていると思います。言語化出来る人が偉いとか素晴らしいという話では勿論なく、意識せずに、再認識せずに、掘らずに生きている。しかし、忙しさにかまけて流れ続ける時間に、事象に、世界に疑問を持たないと、生きている心地が知らぬ間にポロポロと剥がれ落ち、日々がつまらなくなってしまうのではないでしょうか。
スペースノットブランクのお二人はとにかく掘る。考える。悩んでも、真摯に向き合う。逃げない。
「諦めないことだけが取り柄」の私が参加したら、その先にどんな景色が見えるのか。
一緒に物作りする時間と完成させる作品を、楽しみにしております。

演出・出演(Q):小野彩加 Ayaka Ono
Photo by Dan Bellman
舞台作家。1991年12月30日生まれ。2016年から2019年まで多田淳之介率いるキラリふじみ・リージョナルカンパニーACT-Fに参加。ダンサー、パフォーマーとして、黒沢美香『6:30 AM』(2015年)、白神ももこ『絵のない絵本』(2013年・2015年)、浅井信好 / 月灯りの移動劇場『はてしない物語』(2016年)、大園康司 橋本規靖 / かえるP『スーパースーハー』(2017年)、三野新『アフターフィルム』(2018年)、ピチェ・クランチェン『MI(X)G』(2018年)、山崎広太『ダンス・スプリント』(2020年)、『ダンステレポーテーション』(2020年)、山下恵実 / ひとごと。『花をそだてるように、ほんとうをそだてています。』(2021年)、『はなれながら、そだってく。』(2022年)、北九州芸術劇場クリエイション・シリーズ『イエ系(作・演出:松井周)』(2023年)、ClariS『ClariS 1st 武道館コンサート ~2つの仮面と失われた太陽~』(2017年)、『ClariS 3rd HALL CONCERT in 舞浜アンフィシアター ♪over the rainbow ~虹の彼方に~♬』(2018年)などの作品に参加している。調布市せんがわ劇場 ドラマ・エデュケーション・ラボDEL メンバー(2018年度 – 2020年度)。松井周の標本室 メンバー(2021年度)。こまばアゴラ劇場 演劇を活用したワークショップ研修会 メンバー(2021年度)。ANB Tokyo ANB Studio Program メンバー(2022年度)。悲劇喜劇2023年9月号 特集「これからの演劇界を担う若手12人」寄稿(2023年度)。Dance Base Yokohama レジデンスアーティスト(2023年度 – 2024年度)。
X / Instagram
演出・出演(K):中澤陽 Akira Nakazawa
Photo by Dan Bellman
舞台作家。1992年6月4日生まれ。映像作家として、室伏鴻のアーカイブ映像の制作、中村蓉『リバーサイドホテル』(2014年)、『顔』(2015年)などの作品に参加。演出者として、シライケイタ / 温泉ドラゴン『悼、灯、斉藤(作:原田ゆう)』リーディング(2022年)などの作品に参加。出演者(パフォーマー)として、ファビアン・プリオヴィル / Fabien Prioville Dance Company『The SOMA Project』(2015年)、藤田貴大『A-S』(2016年)、池田亮 / ゆうめい『フェス』(2016年)、『〆』(2017年)、三野新『アフターフィルム』(2018年)、額田大志 / ヌトミック『ワナビーエンド』(2018年)、福井裕孝『デスクトップ・シアター』ワークインプログレス(2019年)、本橋龍 / ウンゲツィーファ『ロイコクロリディウム』(2019年)、『Uber Boyz』(2021年)、今野裕一郎 / バストリオ『一匹のモンタージュ』(2022年)、細川洋平 / ほろびて『あでな//いある』(2023年)などの作品に参加している。調布市せんがわ劇場 ドラマ・エデュケーション・ラボDEL メンバー(2018年度 – 2020年度)。松井周の標本室 メンバー(2022年度)。ANB Tokyo ANB Studio Program メンバー(2022年度)。演劇学校 無隣館オンライン 修了(2023年度)。悲劇喜劇2023年9月号 特集「これからの演劇界を担う若手12人」寄稿(2023年度)。Dance Base Yokohama レジデンスアーティスト(2023年度 – 2024年度)。公益財団法人セゾン文化財団 セゾン・フェローⅠ(2021年度 – 2024年度)。
X / Instagram

English

Schedule
2024
Friday, 1 Nov – 19:00
Saturday, 2 Nov – 18:00
Sunday, 3 Nov – 14:00
Monday, 4 Nov – 14:00 🤟
Tuesday, 5 Nov – No Performance
Wednesday, 6 Nov – 19:00 🤟 📹
Thursday, 7 Nov – 19:00 📹
Friday, 8 Nov – 19:00 📹
Saturday, 9 Nov – 14:00
Sunday, 10 Nov – 14:00
🤟 = Performance with theatre sign language interpretation (Theatre Sign Language Interpreter: Yuka Tanaka / Sign Language Supervision: Satoshi Ezoe)
📹 = Performance will be recorded for archival purposes
Reception is scheduled to begin 60 minutes before the performance.
Doors are scheduled to open 40 minutes before the performance.
The performance is expected to last approximately 95 minutes.
Childcare services are available for all performances. Reservations are required in advance.
All performances will have English subtitles.
The recording of the performance will be conducted with consideration for the audience’s comfort and privacy.
Theater Tram
4-1-1 Taishido, Setagaya City, Tokyo
Phone: 03-5432-1526 (Setagaya Public Theatre)
A 5-minute walk from Sangenjaya Station on the Tokyu Den-en-toshi Line / 30-second walk from Sangenjaya Station on the Setagaya Line
Google Maps

日程
2024年11月1日(金)19:00
2024年11月2日(土)18:00
2024年11月3日(日祝)14:00
2024年11月4日(月休)14:00 🤟
2024年11月5日(火)休演日
2024年11月6日(水)19:00 🤟 📹
2024年11月7日(木)19:00 📹
2024年11月8日(金)19:00 📹
2024年11月9日(土)14:00
2024年11月10日(日)14:00
🤟=舞台手話通訳付き上演回(舞台手話通訳:田中結夏 / 手話監修:江副悟史)
📹=舞台記録映像撮影回
※受付開始は開演の60分前を予定しております。
※開場は開演の40分前を予定しております。
※上演時間は約95分(途中休憩なし)を想定して創作を実施しております。
※全回託児サービスがございます。ご利用の方は事前のご予約が必要です。
※全回英語字幕付き上演となります。
※舞台記録映像の撮影は、ご来場のお客様のプライバシーに配慮して実施いたします。
会場
シアタートラム
〒154-0005 東京都世田谷区太子堂4-1-1
03-5432-1526(世田谷パブリックシアター)
東急田園都市線「三軒茶屋駅」より徒歩5分 / 世田谷線「三軒茶屋駅」より徒歩30秒
Google マップ

English

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Ticket Sales
Setagaya Public Theatre Ticket Center (Phone & Counter: 10:00 AM – 7:00 PM / Phone Only on First Day of Sales) 03-5432-1515
Setagaya Public Theatre Online Tickets (Available 24/7, pre-registration required)
Notes:
Please allow time for the registration process; be sure to apply well in advance.
For details on how to become a member of each program, please refer to here.
When purchasing tickets by phone, you will be asked for your contact information (phone number). Please provide a number where you can be reached during the day.

S Seats (All seats reserved)
General: ¥5,900-
18 and under: ¥3,100- (Limited number available per performance, advance tickets only)
Setagaya Public Theatre Members: ¥5,600- (Limited number available per performance, advance tickets only)
Setagaya Arts Card Members: ¥5,800- (Limited number available per performance, advance tickets only)
Same-Day Tickets: ¥7,000-

A Seats (All seats reserved)
General: ¥3,900-
18 and Under: ¥1,100- (Limited number available per performance, advance tickets only)
Setagaya Public Theatre Members: ¥3,600- (Limited number available per performance, advance tickets only)
Setagaya Arts Card Members: ¥3,800- (Limited number available per performance, advance tickets only)
Same-Day Tickets: ¥5,000-

Support Seats for Hearing-Impaired Audience Members (A-Seat Category, All Seats Reserved)
Available for performances on Monday, Nov 4, 2024, at 14:00 and Wednesday, Nov 6, 2024, at 19:00 (limited number of seats for each performance).
・Seats will be located near the sign language interpreter (A-Seat category).
・Audience members will be provided with a script to follow along during the performance (to be returned after the show). Special lighting for reading is planned.
・A disability handbook will need to be presented at the reception on the day of the performance. Accompanying guests may apply for seats together.
Note: The sign language interpreter is scheduled to stand on the left side of the stage (stage left, as seen from the audience).
Theatre Sign Language Interpreter: Yuka Tanaka / Sign Language Supervision: Satoshi Ezoe
Notes:
Children not yet of school age are not permitted to attend.
For customers purchasing tickets for those 18 and under, please present identification (driver’s license, health insurance card, student ID, etc.) that can verify the attendee’s age at the reception on the day of the performance. If age verification cannot be confirmed, the discounted ticket cannot be used, and a same-day ticket must be purchased.
You may not be seated in your designated seat if you arrive after the performance has begun.
Complimentary tickets for Komae City Residents (Limited number of tickets per performance, lottery-based selection)
This project is supported by a Komae City Cultural and Arts Foundation grant as part of their cultural and arts support initiative. As part of this grant, we are offering Komae City residents a limited number of complimentary tickets (by lottery) for each performance.
Application Period for Free Tickets for Komae City Residents: Saturday, 28 Sep 2024 – 10:00 AM to Friday, 11 Oct – 11:59 PM
Lottery Application Form
*One application can be submitted for up to two persons per couple.
*The results of the draw will be notified to all applicants by email during Sunday, 13 October 2024.
Complimentary tickets for Komae City residents (living, studying, or working in Komae) (Limited number available per performance, lottery-based.)
Notes:
It is not possible to select a specific seat.
When applying for the lottery, please provide your address indicating residency, school, or workplace in Komae. On the day of the performance, you will be required to present identification at the reception that confirms your name and address (such as a driver’s license, health insurance card, student ID, or employee ID). Be aware that if you cannot provide this verification, you will not be able to enter with the free invitation and will need to purchase a same-day ticket.

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チケット取扱
世田谷パブリックシアターチケットセンター(電話・窓口 10:00 – 19:00 / 発売初日は電話のみ)03-5432-1515
世田谷パブリックシアターオンラインチケット(24時間受付・要事前登録)
※ご登録にはお時間をいただきますので、余裕を持って入会申込をお済ませください。
※各種会員のご入会方法はこちらをご参照ください。
※電話でチケットをご購入される際にご連絡先(電話番号)を伺います。必ず日中にご連絡がつくものをお伝えください。

チケット料金 / S席(全席指定)
一般:5,900円
18歳以下:3,100円(各回枚数限定・前売券のみ)
世田谷パブリックシアター友の会会員:5,600円(各回枚数限定・前売券のみ)
せたがやアーツカード会員:5,800円(各回枚数限定・前売券のみ)
当日券:7,000円

チケット料金 / A席(全席指定)
一般:3,900円
18歳以下:1,100円(各回枚数限定・前売券のみ)
世田谷パブリックシアター友の会会員:3,600円(各回枚数限定・前売券のみ)
せたがやアーツカード会員:3,800円(各回枚数限定・前売券のみ)
当日券:5,000円

聴覚障がい者向け鑑賞サポート席(A席区分・全席指定)
2024年11月4日(月休)14:00回および6日(水)19:00回のみ(各回席数限定)
・舞台手話通訳者の立ち位置に近い座席(A席区分)となります。
・当日貸出する台本(受付時貸出・要返却・事前申込不要)を読みながらご観劇いただけます(専用の手元明かりをご用意する予定です)。
・当日受付にて障がい者手帳をご提示いただきます。同行者の方はご一緒にお申込みいただくことが可能です。
※舞台手話通訳者は、舞台上の下手(観客席から見て左側)の辺りに立つ予定です。
舞台手話通訳:田中結夏 / 手話監修:江副悟史
※未就学のお子様はご入場いただけません。
※18歳以下のチケットをご購入のお客様は、当日受付にて、ご来場者様の年齢が確認できる証明書(運転免許証、健康保険証、学生証など)を必ずご提示いただきます。ご確認が取れない場合には、割引料金でのご入場はできず、改めて当日券をご購入いただきますので、あらかじめご了承ください。
※開演後は本来のお席にご案内できない場合がございます。
狛江市民無料招待(各回枚数限定・抽選による当選者のみ)
本事業は一般財団法人狛江市文化芸術事業団の文化芸術支援事業として助成を受けて実施いたしております。助成を受けるにあたり、各回枚数限定(抽選)で狛江市民の皆様を無料招待いたします。
狛江市民無料招待抽選申込期間:2024年9月28日(土)10:00 – 10月11日(金)23:59
抽選申込フォーム
※一度のお申込みにつき、1組2名様までご応募が可能です。
※抽選の結果は、2024年10月13日(日)中に、ご応募いただいたすべての方へメールにてお知らせいたします。
狛江市民(在住・在学・在勤)無料招待(各回枚数限定・抽選による当選者のみ)
※席種のご選択はできません。
※抽選申込の際に、在住・在学・在勤の住所をご記入いただきます。当日受付にて、同住所とご来場者様のお名前を併せてご確認できる証明書(運転免許証、健康保険証、学生証、社員証など)を必ずご提示いただきます。ご確認が取れない場合には、無料招待でのご入場はできず、改めて当日券をご購入いただきますので、あらかじめご了承ください。

English

🔤 Performances with English Subtitles
Each performance will feature English subtitles.
🤟 Performances with Theatre Sign Language Interpretation
The performances on Monday, 4 Nov 2024 at 14:00 and Wednesday, 6 Nov 2024 at 19:00 will include theatre sign language interpretation.
This involves simultaneous interpretation in sign language to convey the dialogue and soundscapes in sync with the performance. The interpreters will be on stage, relaying the dialogue, sound effects, and music to the audience.
Theatre Sign Language Interpreter: Yuka Tanaka / Sign Language Supervision: Satoshi Ezoe
The accessibility support for this project is subsidized by Arts Council Tokyo as part of the Tokyo Cultural Strategy 2030’s “Creative Well-being Tokyo” initiative, aiming for the realization of an inclusive society in which everyone has access to arts and culture.
👶 Childcare Services
For performances where advance tickets are sold, childcare services are generally available.
As spaces are limited, reservations are required.
Fee: ¥2,200- per child
Eligibility: Children aged six months to under nine years
Reservation: Setagaya Public Theatre / TEL 03-5432-1526
Reservations are accepted until noon, three days before the desired service date, but they will close once capacity is reached. Please make your reservation as early as possible. Please also consult us if your child has special needs.
♿️ Wheelchair Spaces
Wheelchair spaces are available for watching the performance.
However, spaces are limited, so reservations are required.
Fee: 10% discount on the ticket price for the designated area (A Seats for this performance). One accompanying person is admitted free of charge.
Reservation: Theatre Ticket Center / TEL 03-5432-1515
Reservations will close once the capacity is reached. Please make your reservation as early as possible.
🖊️ Writing Boards
Writing boards are available in the theatre lobby and at the Theatre Ticket Center.

For more information on Setagaya Public Theatre’s accessibility and barrier-free services, please check here.

🔤 英語字幕付き上演
本公演は、全回英語字幕付き上演となります。
🤟 舞台手話通訳付き上演
2024年11月4日(月休)14:00の回および6日(水)19:00の回は、舞台手話通訳付き上演となります。
上演の進行に合わせて、台詞や音の情景などを手話で伝える同時通訳となります。通訳者が舞台に立ち、台詞や効果音、音楽などを観客に伝えます。
舞台手話通訳:田中結夏 手話監修:江副悟史
本事業の鑑賞サポートは、誰もが芸術文化に触れることができる社会の実現に向けて、「東京文化戦略2030」の取組「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」の一環としてアーツカウンシル東京が助成しています。
👶 託児サービス
前売入場券を販売する公演では、基本的に託児サービスがございます。定員に限りがございますので、ご利用にあたり予約が必要です。
料金:2,200円(1名につき)
対象:生後6ヶ月以上9歳未満
申込:世田谷パブリックシアター / TEL 03-5432-1526
※ご利用希望日の3日前の正午まで受付いたしますが、定員になり次第締切となります。お早めにご予約ください。また、障がいのあるお子様についてはご相談ください。
♿️ 車椅子スペース
車椅子のままご観劇いただける車椅子スペースがございます。定員に限りがございますので、ご利用にあたり予約が必要です。
料金:該当エリア(本公演ではA席となります)チケット料金の10%割引(付添者は1名まで無料)
申込:劇場チケットセンター / TEL 03-5432-1515
※定員になり次第締切となります。お早めにご予約ください。
🖊️ 筆談器
劇場ロビー、劇場チケットセンターには、筆談器をご用意しております。

世田谷パブリックシアターの観劇サポート・バリアフリーサービスについてはこちらよりご確認ください。

演出補:髙橋遥 Haruka Takahashi
Photo by Sae Matsumoto
2002年香川生まれ。芸術文化観光専門職大学4回生、豊岡市在住。
『またねブックス』の屋号で時々路上や軒先で本を売りながらピクニックを研究している。ゆるゆるピクメン募集中。記録・撮影屋さん。「残すこと」を巡って様々な表現領域や学問を漂流中。最近は覚えたてのギターを空芯菜に聴かせている。
近年の活動は、福武財団「福武ハウス」勤務、KYOTO EXPERIMENT 2022 Samara Hersch『わたしたちのからだが知っていること』出演、girls.vol3『MAMA』出演、筑摩書房出版『大阪の生活史』聞き手、上村なおか+森下真樹『駆ける女、掘り出す女』滞在制作記録など。
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演出補:土田高太朗 Kotaro Tsuchida
1998年宮城県仙台市生まれ。“curry”(2024)、『イヤフォン』(2022, 2024)、『袖のところにも刷ってもらった』(2022, 2024)、『柱を立てる』(2021)などの劇を制作。新聞家『とりで』(2023)、『保清』(2020)、『フードコート』(2019)、小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク『言葉とシェイクスピアの鳥』(2024)、村上慧『革命をもくろむものたち』(2024)などの制作に参加。舞台美術家として覚えておくことの領域に劇を作り、覚えておくことを劇にする。
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リハーサル・ディレクター:山口静 Shizuka Yamaguchi
Photo by Dance Base Yokohama
ダンサー、振付家。1990年4月12日生まれ。ダンサーとして、たくみちゃん『―(dash)』、カゲヤマ気象台×日和下駄×山口静『名取川』、山崎広太『Becoming an Invisible City Performance Project〈青山編〉』、Baobab『笑う額縁』、小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク『フィジカル・カタルシス』『サイクル(ワークインプログレス)』『ストリート リプレイ ミュージック バランス』『ストリート』『バランス』などの作品に参加する他、リハーサル・ディレクターとして、小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク『再生数(作:松原俊太郎)』『言葉とシェイクスピアの鳥』に参加している。
Instagram
音楽:ライアン・ロット Ryan Lott
Photo by Max Wanger
作曲家、プロデューサー、パフォーマー。2007年より、Son Luxとして活動を開始し、『works at the nexus of several rarely-overlapping Venn Diagrams』(Pitchfork)をリリース。2014年、Son Luxに、ギタリスト、作曲家のラフィク・バティアと、ドラマーのイアン・チャンが加わり、トリオとなる。2021年、Son Luxの最新アルバムとして『Tomorrows』三部作をリリース。Son Luxとして、2023年アカデミー賞作品賞受賞作『エブリシング・エンブリウェア・オール・アット・ワンス』の劇伴を作曲し、アカデミー賞作曲賞およびBAFTA(英国アカデミー賞)作曲賞にノミネート。また、ミツキとデビッド・バーンとコラボレーションした同作のエンドクレジット曲ではアカデミー賞歌曲賞にノミネートされた。
これまでにステファン・ペトロニオ、ジーナ・ギブニー、カイル・エイブラハム、ジョディ・ゲイツなどの振付家や、ロイヤル・バレエ団、ロレーヌ国立バレエ団、ウェールズ国立舞踊団、バレエXなどのダンスカンパニーを含め、多くのダンス作品とのコラボレーションを行なっている。加えて、映画『グレーテスト・ヒッツ』(2024年)、『ミーン・ドリームズ』(2017年)、『ペーパータウン』(2015年)、『エレノア・リグビーの失踪』(2014年)などの劇伴を作曲しており、SF映画『ルーパー』(2012年)では、ピアニストおよび楽器デザイナーを務めた。
グラミー賞を受賞した2015年リリースの『Filament』に参加したEighth Blackbird、グラミー賞を受賞したThird Coast Percussion、2017年リリースの『First』全曲の作曲を依頼したyMusicなど、多くのニューミュージック・アンサンブルからの委嘱を受けているほか、近年ではポール・サイモンへの『Peace Like A River』の編曲、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団への新作『The Swift & the Storm』などの委嘱を受けている。また、個人の名義では、『learning structures』や、「ゲームにおけるトランス・キャラクターの新たな金字塔」と謳われるゲーム『Tell Me Why』のサウンドトラックなど、いくつかの作品をリリースしている。
Web / Instagram / Spotify
音響:櫻内憧海 Shomi Sakurauchi
1992年生まれ。お布団所属。学生時代から都内小劇場を中心に舞台音響家として活動。2016年以降、所属劇団のお布団での公演をきっかけに照明やその他のセクションの兼任をするようになる。近年は自主企画等も行ない、演劇のフィクション/ノンフィクション性について考えながら創作活動に携わっている。
照明:中山奈美 Nami Nakayama
Photo by Manaho Kaneko
1991年 劇団文学座付属演劇研究所に入所、舞台照明を始める。1998年 文化庁在外研修員として、ニューヨークで研修。1997年から2005年まで、北京の生活舞踏工作室に参加。2017年よりフリーランスとなり、パフォーマンスや展示で空間を生かした光と影のデザインに取り組んでいる。最近の参加作品に『歌と逆に。歌に。』(日野浩志郎 作曲 / 池田昇太郎 詩・構成)、『空中ブランコのりのキキ』(野上絹代 演出)、『コロナリポート』(neji&co.)など。
X
映像:小西小多郎 Kotaro Konishi
関西を拠点に活動する映像家。舞台では現象のような映像の存在の在り方を好み、プログラミングやAIなども取り入れながら表現の幅を広げている。近年の仕事に、Q『弱法師』『バッコスの信女─ホルスタインの雌』、渋谷慶一郎+池上高志『IDEA─2台のアンドロイドによる愛と死、存在をめぐる対話』など。
映像:加藤菜々子 Nanako Kato
Photo by Nanako Kato
京都市立芸術大学院美術研究科構想設計専攻修了。
写真や映像を起点とし、イメージを行為的に分解することで、それらが常に変化し続ける不安定なメディアであると考える。これを制作の主軸にインスタレーション・写真・映像など多岐にわたる表現手法で作品発表を行なう。
美術:カミイケタクヤ Takuya Kamiike
香川県高松市を拠点に各地にて現代美術作品(インスタレーション、平面など)と舞台美術(演劇、ダンスなど)を軸に活動。2017年、香川県立ミュージアム特別展『クロスポイント/交差する視線 20の表現』作品出展。2018年、庭劇団ぺニノ『笑顔の砦』美術プラン、製作。2021年、SPAC(演出:宮城總)『おちょこの傘持つメリー・ポピンズ(作:唐十郎)』美術プラン、製作。同年、奥能登国際芸術祭2020+ 劇場型民族博物館『スズ・シアター・ミュージアム』演出、造形サポート。2022年、KYOTO EXPERIMENT 2022 京都国際舞台芸術祭 小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク『再生数(作:松原俊太郎)』美術プランなど。
Web
フロア・ディレクター:河井朗 Hogara Kawai
Photo by manami tanaka
2013年に自身が舞台芸術を上演するための場としてルサンチカを立ち上げ演出を行なう。
ここ近年は年齢職業問わずインタヴューを継続的に行ない、それをコラージュしたものをテキストとして扱い上演を行なう。
他にも三好十郎『殺意(ストリップショウ)』、太田省吾『更地』など、既成戯曲にも積極的に取り組む。既成戯曲を演出する際には戯曲を「記録」として見つめ直し、実在した誰かの声をどのように観客へ伝えるべきか、を意識している。様々なジャンルの作品制作を行なっているが、作品のテイストに関わらず、「人を人たらしめているものは何か」というテーマと向き合い続けている。
Web / X / Instagram
舞台監督:鈴木英生 Hideo Suzuki
Photo by Yo Hirai
東京生まれ。蜷川幸雄演出『オイディプス王』にコロス役で出演。その後、こちらへどうぞ、と誘われるまま、劇団ルパン企画役者、楽劇団いちょう座公演スタッフ、コピーライター、御茶ノ水カザルスホール照明オペレーター、彩の国さいたま芸術劇場委託舞台技術スタッフなどを経て、1996年3月、有限会社カノン工房設立。若手アーティストに公演機会を提供するカノン工房「チャレンジarts2000シリーズ」などを主催。埼玉県芸術文化振興財団主催出張コンサートシリーズやアサヒビール音楽講座、ナヤ・コレクティブ主催「音楽の複数次元2008」、加藤訓子主催「Steel Drum Works」、トーキョーワンダーサイト主催「アンサンブル・モデルン」東京公演、アーツカウンシル東京主催「伝統芸能パースペクティヴ」、TOKAS本郷「OPEN SITE」シリーズなど。東京現音計画、低音デュオ、杉山洋一企画、川島素晴worksの各シリーズや全日本学生音楽コンクールも。現代音楽系を中心に様々な舞台監督 / 公演サポートに携わる。浅草アサヒ・アートスクエア、小石川トッパンホール、自社ホールの劇場(公演)運営も。NPO法人芸術文化ワークス初代理事長、企業メセナ協議会の準会員でもあった。2024年1月、吉祥寺ダンスLAB. vol.6 / 小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク公演『言葉とシェイクスピアの鳥』に参加。未だに、オイディプスの森を彷徨い、未知との出会いを、ちゃらんぽらんに楽しんでいる。
Web / X
英語翻訳:ジェレミー・クールズ Jeremy Kuhles
翻訳者、作家、編集者。イギリス出身、日本を拠点に活動している。2022年、KYOTO EXPERIMENT 2022で上演された小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク『再生数(作:松原俊太郎)』の英語翻訳を務めたほか、これまでに、竹田モモコ『いびしない愛』、中津留章仁『背水の孤島』など、複数の舞台作品の英語翻訳を務めている。英語版『背水の孤島』は、2011年の東日本大震災後の政府とメディアの役割を鋭く批評する舞台作品であり、2018年に「明日の風 / Winds of Change」シリーズの一環としてロンドンで上演された。言語コンサルタントとしてonsiteに参加していた経験があり、2020年より、東京のクリエイティブ・エージェンシーWild Tame 株式会社でアソシエイト・クリエイティブ・ディレクターを務めている。
Web / Instagram
舞台手話通訳:田中結夏 Yuka Tanaka
Photo by Akane Imai
舞台手話通訳者、手話通訳士。1992年生まれ。山形県出身、埼玉県育ち。2020年、公益財団法人文京アカデミー主催「舞台手話通訳養成講座」修了。「となりのきのこ」代表、特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)舞台手話通訳チーム所属。舞台手話通訳者として、名取事務所『東京ブギウギと鈴木大拙』、劇団銅鑼『いのちの花』『ふしぎな木の実の料理法~こそあどの森の物語~』、タカハ劇団『美談殺人』『ヒトラーを画家にする話』、公益財団法人東松山文化まちづくり公社 音楽劇『枇杷の家』、SPIRAL MOON『触れただけ』『晴耕雨読』、TA-net 舞台手話通訳・字幕・音声ガイドつき演劇『メゾン』、ディズニー・オン・アイス『100 Years of Wonder』、メメントC『私の心にそっと触れて』、こくみん共済coop40周年記念ミュージカル『オズの魔法使い』、チリンとドロン『チリンとドロンの実がなった』、True Colors THEATER『坂道ー長崎、79年目の夏』などの作品に参加している。
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手話監修:江副悟史 Satoshi Ezoe
東京都出身。日本ろう者劇団に入団後、手話狂言や自主公演などに出演。2010年3月までNHK「こども手話ウイークリー」のキャスターを務める。映画『獄に咲く花』で杉敏三郎役を演じる。3.11震災後にネット手話ニュース「DNN」を立ち上げる。(現在休止中)
2017年より日本ろう者劇団の劇団代表を務める傍ら俳優、手話指導、キャスターなど幅広く活動中。2024年、ろう・手話を中心とした芸能事務所「株式会社エンタメロード」を設立。
Web
グラフィックデザイン:趙文欣 Zhao Wenxin
Graphic Design by Zhao Wenxin
1996年生まれ。中国上海育ち。2019年来日。多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻統合デザイン研究領域博士前期課程(修士課程)修了。現在は東京でイラストレーター/グラフィックデザイナーとして活動している。これまでの受賞歴に、HB GALLERY「HB WORK vol.2」川名潤特別賞。第25回グラフィック「1_WALL」グランプリ。
Web / Instagram
ルポルタージュ:佐々木敦 Atsushi Sasaki
Photo by Arata Mino
思考家/批評家/文筆家。音楽レーベルHEADZ主宰。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。早稲田大学非常勤講師。立教大学兼任講師。芸術文化の複数の領域で執筆、教育、プロデュースなどを行なっている。著書多数。演劇関係の著作として『小さな演劇の大きさについて』。近著として『成熟の喪失 庵野秀明と〝父〟の喪失』『「教授」と呼ばれた男ー坂本龍一とその時代』などがある。
X
保存記録:植村朔也 Sakuya Uemura
批評者。1998年12月22日生まれ。千葉県出身。スペースノットブランクの保存記録を務める。文章としては「柴幸男 劇場の制作論」「その手のもとに「劇場」はある」(いずれも演劇最強論-ing ウェブサイト掲載)など。東京はるかに主宰。PARAにて「ドラッカーを読んで上演をつくる、集団をつくる」「「ドラマトゥルクの今日(The Dramaturg, Today)」(国際誌『Sound Stage Screen』掲載、英語、2021年)を読む」を開講。影響学会広報委員。過去の上演作品に『ぷろうざ』『えほん』『死後の恋』などがある。
Web / X
記録写真:高良真剣 takaramahaya
1992年生まれ、神奈川県出身。音楽家・デザイナー。東京塩麹・La Señas・galajapolymo・山二つ・東郷清丸匚に参加。2016年よりオルタナティブ古民家・飯島商店を拠点に活動中。
Web / X / Instagram
宣伝映像・記録映像:日景明夫 Akio Hikage
Photo by 7A
青森県弘前市出身。映像撮影、映像編集。
宣伝音楽:mmm
Photo by Kensuke Ide
ふりがなはミーマイモー。幼少期からの海外生活を経て、2006年より弾き語りを中心とした音楽活動を東京で展開。英語と日本語のリズムを行き来しながら日々の移ろいを歌にしている。VIDEOTAPEMUSIC、Exne Kedy などでフルート・コーラス担当。コロナ禍よりエマーソン北村、菅沼雄太とのトリオも活動中。
Web / X / Instagram
制作:河野遥 Haruka Kawano
Photo by comuramai
1996年生まれ。ヌトミック制作。
国立音楽大学音楽情報専修卒。2018年よりヌトミックに制作として加入。近年はやしゃご、滋企画、TeXi’sなどの公演制作や、豊岡演劇祭に制作として携わる。俳優の働き方に関心を持ち、芸能事務所のアシスタントマネージャーとしても修行中。
X
制作:花井瑠奈 Luna Hanai
Photo by takaramahaya
パフォーマー。1991年8月26日生まれ。2014年から2019年までテーマパークにてさまざまなプログラムに出演。パフォーマーとして、中村蓉『桜ノ森ノ満開ノ下デ』、新聞家『失恋』『遺影』『フードコート』、鳥公園『終わりにする、一人と一人が丘』、ひび『ひびの、A to Z』、ルサンチカ『鞄(作:安部公房)』、小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク『ネイティブ』『言葉だけでは満ちたりぬ舞台』『フィジカル・カタルシス』『ストリート』などの作品に参加している。
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English

Setagaya Public Theatre – Featured Theatre
Playwright: Shuntaro Matsubara
Created with & Performed by: Chika Araki, Saho Ito, Yuki Koga, Masahiro Higashide
Direction & Also Performed by: Ayaka Ono & Akira Nakazawa
Assistant Directors: Haruka Takahashi, Kotaro Tsuchida
Rehearsal Director: Shizuka Yamaguchi
Music: Ryan Lott
Sound: Shomi Sakurauchi
Lighting: Nami Nakayama
Video: Kotaro Konishi, Nanako Kato
Scenography: Takuya Kamiike
Floor Director: Hogara Kawai
Stage Manager: Hideo Suzuki
English Translation: Jeremy Kuhles
Theatre Sign Language Interpreter: Yuka Tanaka
Sign Language Supervision: Satoshi Ezoe
Graphic Design: Zhao Wenxin
Reportage: Atsushi Sasaki
Archive: Sakuya Uemura
Archival Photography: takaramahaya
Promotional Video & Archival Video: Akio Hikage
Cooperation with equipment for filming promotional and archival videos: Blackmagic Design
Promotional Music: mmm
Project Manager: Haruka Kawano, Luna Hanai
Cooperation: Kusa, This Is Meru, Offton, RESSENCHKA, Atelier Canon, Tonarino-kinoko, Entame Road, HEADZ, Tokyo Harukani, Nuthmique
Grants: Japan Arts Council, Arts Council Tokyo (Tokyo Metropolitan Foundation for History and Culture), The Saison Foundation, Komae City Cultural and Arts Foundation’s Cultural and Arts Support Project
Partnership: Setagaya Arts Foundation, Setagaya Public Theatre
Supported by: Setagaya City
Presented by, Planned by, and Production: Ayaka Ono Akira Nakazawa Spacenotblank

世田谷パブリックシアター フィーチャード・シアター
作:松原俊太郎
出演:荒木知佳 伊東沙保 古賀友樹 東出昌大
演出・出演:小野彩加 中澤陽
演出補:髙橋遥 土田高太朗
リハーサル・ディレクター:山口静
音楽:ライアン・ロット
音響:櫻内憧海
照明:中山奈美
映像:小西小多郎 加藤菜々子
美術:カミイケタクヤ
フロア・ディレクター:河井朗
舞台監督:鈴木英生
英語翻訳:ジェレミー・クールズ
舞台手話通訳:田中結夏
手話監修:江副悟史
グラフィックデザイン:趙文欣
ルポルタージュ:佐々木敦
保存記録:植村朔也
記録写真:高良真剣
宣伝映像・記録映像:日景明夫
宣伝映像・記録映像撮影機材協力:Blackmagic Design
宣伝音楽:mmm
制作:河野遥 花井瑠奈
協力:草 This Is Meru お布団 ルサンチカ 有限会社カノン工房 となりのきのこ 株式会社エンタメロード HEADZ 東京はるかに ヌトミック
助成:芸術文化振興基金 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成 / 東京芸術文化鑑賞サポート助成] 公益財団法人セゾン文化財団 一般財団法人狛江市文化芸術事業団文化芸術支援事業
提携:公益財団法人せたがや文化財団 世田谷パブリックシアター
後援:世田谷区
主催・企画・製作:スペースノットブランク

ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム KIPPU(2020年)

松原俊太郎:コメント
こんなご時世に楽しみなスペースノットブランクとの新作がやってきます。『光の中のアリス』。ヒカリス。私は戯曲を書くときはたいがい地獄にいますが、構想を練るのは楽しいものです。いま手元にあるのは、たくさんのアリスと猫、『詳注アリス』、『テンペスト』、『しあわせな日々』、ミイラ、魔女、信仰、animate、こんなご時世──構想を練るのは楽しいものです。スペースノットブランクは元気です。このままみんなで地獄を乗りきることができれば、きっとおもしろいものが生まれてくるでしょう。12月、ロームシアター京都にて。ご期待ください。

戯曲掲載
早稲田文学2021年春号 / Amazon

2020年12月10日(木)19:00
2020年12月11日(金)19:00
2020年12月12日(土)13:00
2020年12月13日(日)13:00

ロームシアター京都 ノースホール

イントロダクション
植村朔也

インタビュー
松原俊太郎

推薦・応援コメント(敬称略)
鴻池留衣 敷地理 額田大志 野村眞人 福井裕孝 佐々木敦 中島梓織 若旦那家康 岡本昌也 徳永京子 あごうさとし 池田亮 相馬千秋 河井朗 中村彩乃 杉田協士

作:松原俊太郎 
出演:荒木知佳 古賀友樹 佐々木美奈 矢野昌幸 
演出・出演:小野彩加 中澤陽 
音楽:ライアン・ロット(アルバム『learning structures, vol. 2: end firma』『learning structures, vol. 4: assorted machines』) 
音響:櫻内憧海 
照明:中山奈美 
照明アシスタント:魚森理恵 溝渕功 
映像:stackpictures 小西小多郎 福岡想 
舞台監督:河井朗
保存記録:植村朔也 
デザイン:松田泰典 
制作:沢大洋 花井瑠奈 
協力:プリッシマ 有限会社レトル This Is Meru お布団 青年団 ルサンチカ 東京はるかに FooDoo’s 河合宣彦 中嶋さおり 吉岡ちひろ 
共催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団) 京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会) 京都市 
助成:芸術文化振興基金 京都市文化芸術活動緊急奨励金 公益財団法人セゾン文化財団 
主催・企画・製作:スペースノットブランク

2020年12月12日(土) たなかひろき:スペースノットブランク『光の中のアリス』
2020年12月15日(火) 阿部真佑:クリスタルパレスのアリス
2021年1月15日(金) artscapeレビュー|高嶋慈:スペースノットブランク『光の中のアリス』
2021年2月10日(水) ロームシアター京都|佐々木敦:ヒカリスとは誰か?
2021年2月10日(水) ロームシアター京都|竹田真理:真実とフェイクの永遠のリフレクション
2021年6月2日(水) 東京はるかに|スペースノットブランク「劇場三部作」① 光の中のアリス評

2020年10月3日(土) ステージナタリー|みんなで地獄を乗り切り“面白いもの”を、スペノ×松原俊太郎の新作「光の中のアリス」
2024年8月24日(土) ステージナタリー|スペースノットブランク「光の中のアリス」新キャストに伊東沙保&東出昌大

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