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Views 再生数

松原俊太郎協業作品
ささやかなさ光の中のアリスミライハ再生数ダンスダンスレボリューションズ

Photo by Sayo Shindo & Akio Hikage

有料オンデマンド配信
2023年1月31日(火)00:00より配信中
ビデオマーケット
music.jp
カンテレドーガ

再生数 映像配信予告編

────あーー! 何回死ねばいいの?
                もし、死んじゃっても、必ずわたしのいるところに、来て────

Graphic Design by Zhao Wenxin

あらすじ
何度も殺されるフフと、何度も助けるミチコのふたりは小さなループを作り、生活していた。ある日、そんなふたりのルームに映画を撮りたい男たちがやってきたことでループは歪む。撮影が開始されたルーム内で、生きているひと、死んでも死なないひと、もう死んだひとらがガチガチにぶつかりあい、生まれてくるのは『タイタニック』を超える感動巨編? 泣く子しかいないホラームービー? ちっぽけな現実の焼き直し? 生と死とそのあいだでぶつかっては鳴る、この音を聞いてください。

予告編
ティーザー予告編予告編

松原俊太郎 Shuntaro Matsubara Web / X / Instagram
劇作家。1988年、熊本生まれ、京都在住。神戸大学経済学部卒。戯曲『みちゆき』(2015年)が第15回AAF戯曲賞大賞を受賞。戯曲『山山』(2018年)が第63回岸田國士戯曲賞を受賞。小説『ほんとうのこといって』を「群像」(講談社)2020年4月号に寄稿。主な作品として『正面に気をつけろ』『光の中のアリス』『イヌに捧ぐ』など。2023年度セゾン・フェローⅠ。

KYOTO EXPERIMENT 2022 Shows(2022年)

松原俊太郎より
それどころじゃない。直接言われる機会は少ないものの(たくさんあったら嫌ですが)、人混みのなかにいるとたくさんのそれどころじゃない顔が足早に通り過ぎていくのをよく見ます。隙を見せると勧誘されてしまうからでしょうか。この言葉はどういうときに浮かんでくるのでしょうか。
余裕が、時間がないから? ひとはつねに何かと何かを比較してしまうから? 切迫してるから? うんこが漏れそうなとき限定の言葉だったらいいのに。この言葉を前にすると、大きなものが小さなものを、かたいものがやわらかいものを、いっしょくたにのみこんでしまうような感じを受けます。そんな口には抵抗すべきでは?
と、まあこんな現実めいたつれづれからどう飛躍してスペースノットブランクに書き下ろす新作戯曲に突入するかを日々考えています。
未知なるドラマを、最後の映画を、とスペノは言っています。映像を使うということは映像、舞台、それ以外の場所の3つの層ができます。演じているひと、演じていないひと、演じているのか演じていないのかよくわからないひとの3種のひとが現れるわけです。それどころじゃない、には、しばしのあいだひっこんでもらって、ドラマを書き始めます。10月1日か2日は、この作品のために、どうか空けておいてください。

2022年10月1日(土)14:30
2022年10月1日(土)19:00
2022年10月2日(日)14:30

ロームシアター京都 ノースホール

〈一般〉前売券:3,000円 当日券:3,500円
〈ユース(25歳以下)・学生〉前売券:2,500円 当日券:3,000円
〈高校生以下〉一律:1,000円
〈ペア〉前売券:5,500円 当日券:6,000円

イントロダクション
植村朔也

KYOTO EXPERIMENT
プレビュー記事|植村朔也:映像の終わりに寄せて
メッセージ|小野彩加 中澤陽:回を重ねる

インタビュー
鶴田理紗と奈良悠加
荒木知佳と油井文寧
古賀友樹と鈴鹿通儀
松原俊太郎

作:松原俊太郎
出演:荒木知佳 古賀友樹 鈴鹿通儀 鶴田理紗 奈良悠加 油井文寧
出演(カメラ):新藤早代 日景明夫
演出:小野彩加 中澤陽
音響:櫻内憧海
音響協力:河合宣彦
照明:中山奈美
照明協力:魚森理恵 塩見結莉耶 松宮透 溝渕功 株式会社カンパーナ 今村達紀 柳原良平 瀬戸沙門 宮崎彩
映像:小西小多郎
カメラアシスタント:加藤菜々子 清水花菜
字幕オペレーター:棟光里
美術:カミイケタクヤ
美術協力:井上和也 野村眞人
舞台監督:河井朗
舞台協力:蒼乃まを 小野流空 黒田健太
リハーサル・ディレクター:山口静
グラフィックデザイン:趙文欣
英語翻訳:ジェレミー・クールズ
保存記録:植村朔也
制作:花井瑠奈
衣裳協力:須田美保子
機材協力:株式会社タケナカ
協力:プリッシマ 白昼夢 私は少し静かにしてるね 青年団 お布団 ルサンチカ 東京はるかに
助成:芸術文化振興基金 公益財団法人セゾン文化財団 一般財団法人狛江市文化振興事業団文化芸術活動支援事業
製作:スペースノットブランク
共同製作:KYOTO EXPERIMENT
主催:スペースノットブランク KYOTO EXPERIMENT
〈KYOTO EXPERIMENTスタッフ〉テクニカルディレクター:夏目雅也 制作:枡谷雄一郎(ロームシアター京都)
〈ロームシアター京都スタッフ〉舞台:石田昌也 照明:柴田順 音響:合田洋祐

SPACENOTBLANK SATURDAY LIVE STREAMING(2023年)

2023年2月11日(土)20:00
2023年2月25日(土)20:00
2023年3月11日(土)20:00
2023年3月25日(土)20:00

YouTube

無料ライブ配信

主催・企画・製作:スペースノットブランク

2022年11月28日(月) KYOTO EXPERIMENT|竹田真理:混在する時間とクラインの壺
2022年11月28日(月) KYOTO EXPERIMENT|福井裕孝:『再生数』を見たつもり
2022年12月19日(月) KYOTO EXPERIMENT|梅山いつき:「ニューてくてく」が生み出す新しい「アウ」かたち――KYOTO EXPERIMENT 2022総評
2023年1月31日(火) 内野儀:メタモダニズムと呼んでみる──『再生数』をめぐって

2022年7月19日(火) ステージナタリー|「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」全ラインナップ発表
2022年7月20日(水) TOKYO ART BEAT|「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2022」の全プログラムが発表。コロナ禍を経て、海外アーティストが多数来日!
2022年7月20日(水) SPICE|【速報】「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2022」参加アーティスト発表&クラウドファンディング開始
2022年8月19日(金) SPICE|「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2022」記者会見レポート~「様々な課題がある今だからこそ、実験的な舞台芸術に触れてほしい」
2022年10月1日(土) ステージナタリー|スペースノットブランクが描く“生まれ変わりの舞台”「再生数」開幕

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