Inheriting Bodies: Continued 続・継承する身体
継承する身体
松井周と私たちフィジカル・カタルシス再生
イントロダクション
小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク
他のアーティストたちと関わり合うことによって知見を深めていくリサーチ・プロジェクト兼スタディ・グループ
続・継承する身体
2026年8月–12月
主催・企画・製作:スペースノットブランク
助成:公益財団法人セゾン文化財団
「続・継承する身体」は、
– 他のアーティストたちと関わり合うことによって知見を深めていくリサーチ・プロジェクト兼スタディ・グループである。
– アーティストたちとの関わり合いを「私たち」の成果として完結させず、中継点とし、パラレルなアーティストたちのコンテクストに結び目(KNOTS)を生じさせ、来る時代、次代のアーティストたちへと還元していくことを目指す。
– 継承という「考え方」を、パーソナルとソーシャルの両面で捉え、積極的に交差させることで新しいコンテクストの創出を試みる。
– 完成された作品や明確な成果物をあらかじめ求めず、参加するアーティストたちそれぞれが自身の実践や関心を持ち寄り、他者の思考のプロセスに触れながら、自らの創作の文脈を捉え直すための場として実施する。
– 小野彩加 中澤陽 スペースノットブランクが2023年にDance Base Yokohamaで実践した「継承する身体」の続編である。
招聘アーティスト(五十音順・敬称略)
池田亮(脚本家・演出家・造形作家)
鴻池留衣(小説家)
桜井圭介(音楽家・ダンス批評)
中村蓉(振付家・ダンサー)
橋本真那(アーティスト)
康本雅子(ダンサー・振付家)
山本浩貴(「いぬのせなか座」主宰)
メンバー(五十音順・敬称略)
大迫健司///ナクテモ(ボディワーカー・ダンサー・俳優)
おかだゆみ(ダンス作家・演出家)
加賀田玲(俳優・ジョンのサン・障害者介助)
坂本彩音(俳優)
長谷川祐輔(哲学者・ドラマトゥルク)
山口なぎさ(ダンスアーティスト・ダンサー)
和田華子(俳優)
オブザーバー(五十音順・敬称略)
小島淳之介(脚本家・演出家)
今野ゆうひ(パフォーマー)
坂口友紀恵(ダンサー・俳優)
佐藤靖子(映画館スタッフ)
関口晴(ダンサー)
髙橋慧丞(会社員・パフォーマー)
瀧腰教寛(俳優)
ときちとせ(劇作家・制作)
荷車ケンシロウ(俳優・制作)
花田千絵子(ダンサー)
樋笠理子(振付家・ダンサー)
蛭田絵里香(舞台芸術実践者)
細谷愛(ダンサー)
松田崚汰(俳優・ダンサー)
招聘アーティスト(五十音順・敬称略)とワークショップ
池田亮(脚本家・演出家・造形作家)
撮影:佐々木啓太

1992年生まれ。原体験をもとにした小説を匿名でネット上に発表し続けた経験を機に、コンビニ雑誌の潜入・体験ルポを別名義で多数執筆。2015年「ゆうめい」を結成。2018年から2021年にかけてテレビアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』6話・10話・12話、同作『Season 2』3話・7話、特典小説やサイドストーリー等の脚本をメインライターとして担当。テレビドラマ『美大の駅伝』監督・脚本、『テラヤマキャバレー』脚本、『球体の球体』脚本・演出・美術、『クリスタルハンドルの水栓リング』原案・カプセルトイ原型など、様々なジャンルで活動。2024年に『ハートランド』で第68回岸田國士戯曲賞を受賞。2025年に『養生』で第32回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞し、全国ツアーを実施。2026年より東京藝術大学先端芸術表現科非常勤講師。3児の親。
ワークショップ
線による空間と会話
舞台芸術における人と人とのスペースと境界線をマスキングテープ(mt heta)を用いて空間を線で視覚化していくワークショップです。テープによるルールの発見と制限、その場で起こる想像を会話によって拡大していく試みを行います。
鴻池留衣(小説家)

1987年2月1日生まれ。埼玉県出身。2016年、『二人組み』で第48回新潮新人賞を受賞しデビュー。2019年、『ジャップ・ン・ロール・ヒーロー』で芥川龍之介賞候補。2026年、小説を原作とした映画『本当にあった話(の話)』(監督・武井佑吏)が10月公開。著書に『ナイス・エイジ』、『ジャップ・ン・ロール・ヒーロー』(新潮社)、『すみれにはおばけが見えた』(田畑書店)、『本当にあった話(の話)』(文藝春秋)、9人の小説家との対談集『純文学って何だよ』(集英社クリエイティブ)がある。
ワークショップ
本人という謎
小説家は小説を書くにあたって、その都度、登場人物を創造しています。ところで、彼らは何者でしょうか。書き手にとっての実在の他者と、何が違うのでしょうか。そもそも他者とは何でしょうか。あるいは自我とは。小説家という立場から問題提起しつつ、みんなで遊びながら、検証します。
桜井圭介(音楽家・ダンス批評)

1960年生まれ。吾妻橋ダンスクロッシング主宰。三鷹SCOOL共同代表。著書に『西麻布ダンス教室 舞踊鑑賞の手引き』など。音楽家として遊園地再生事業団、地点、砂連尾理+寺田みさこ、ミクニヤナイハラなどの舞台音楽も手掛ける。
ワークショップ
私の考えるダンス This Is How I Feel About Dance
およそ半世紀のあいだに、私がダンスをどのように見てきたか、今ダンスをどのようなものとして考えているか?
中村蓉(振付家・ダンサー)
撮影:前澤秀登

早稲田大学在学中にコンテンポラリーダンスを始める。国際芸術祭あいち2022、シビウ国際演劇祭などで作品を上演。主宰する団体〈ヨウ+〉を2013年に旗揚げ。小説や戯曲を原案にしたダンス作品を多く創作し、『fマクベス』(2023)『邦子狂詩曲』(2024・東京芸術劇場主催)などがある。東京二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』『デイダミーア』の演出・振付、『ルル』(演出:カロリーネ・グルーバー)では振付・出演、ドイツ・マインフランケン劇場『NIXON IN CHINA』(演出:菅尾友)の振付を担当。他にサンリオピューロランドのショー、北九州市芸術文化振興財団職員が踊るオリジナルダンスなど幅広く振付を手掛ける。また劇団研究所などで分野を超えて活躍できる表現者の育成にも力を入れている。第1回セッションベスト賞、横浜ダンスコレクションEX2013審査員賞、第5回エルスール財団新人賞などを受賞。
ワークショップ
ダンスをめぐる開拓と本音
踊ることで、出来事や思考の手触りを知る。そんな感覚が大好きで、私はダンスに関わりつづけています。私なりに開拓していった“世界の手触り”があって、それを誰かに共有できたら良いなと思う気持ちが、作品発表やワークショップに繋がっています。多くの人々(ダンサーに限らず)との共有を目指す中で、開拓は更に進んでいきました。その一方で、私の中に「共有が難しい」「共有を恐れている」本音のようなものがあることも、開拓を磨けば磨くほど、浮き彫りになってきています。今回は「本音」についても何かしらの形で場に出せればと思っています。
これまでの作品創作の中で生まれたメソッドも「開拓」の一例として実際に体験していただこうと思っています。
橋本真那(アーティスト)
撮影:Tadayuki Minamoto

2000年神奈川県出身。国立台湾芸術大学表演芸術学部舞踊学科卒業。東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻在籍。他者を通じて自己を知ることを創作の軸に、主にコンテンポラリーダンスを用いたパフォーマンス作品の制作を行う。2024年より急な坂スタジオサポートアーティスト、2025年より公共ホール現代ダンス活性化事業登録アーティスト。2026年度彩の国さいたま芸術劇場〈彩芸ブロッサム〉ほか、クマ財団クリエイター奨学金第8、9、10期生に選出。
ワークショップ
主役をずらすためのテスト-身体と音と光と空間が同じ重さになるために
自身の作品で実践している「身体・音・光・空間を対等な存在として扱う」という方針をもとに、複数の要素をどのように関係づけ、作品を立ち上げていくかを探ります。参加者はそれぞれ異なる要素を担当し、「主役をつくらないこと」を一つのルールとして短いシーンを創作します。比重を意図的にずらすことで、作品を異なる視点から捉え直すことを試みます。
康本雅子(ダンサー・振付家)

始まりはダンサー、いつの間に振付家、キリがないのがダンサー。
自作品を発表するほか、音楽、演劇、映像、建築など異ジャンルとの共同作品や演出・振付を行う。
近年、WSの企画・運営を行う団体「ああ99ビビ」を立ち上げ、『マジな性教育マジか」「子どもどるダンス部」「働くカラダのためのダンスな体」
を展開中。26年4月より横浜赤レンガ倉庫1号館の振付家としても活動。
ワークショップ
オープン毛穴、ゴーゴー迷子
いかに他力本願で動くかが、近年の自分の関心ごとです。もう自力だけでは発動しにくい年頃。
こんな姿勢あんな視線になるのもこれみな、されてるだけなんで。と言い訳しながら間違えたい。
上手いこと動かされるんは、邪気のない体であることが必要で、曇りのない瞳であることはもう無理で、ただそうありたい、そういたいと願うのは決して遅くない、8月のお盆。
山本浩貴(「いぬのせなか座」主宰)

1992年生まれ。日々生きるなかでことばや芸術に触れる意味をあらためて発明する制作集団・出版版元・デザイン事務所「いぬのせなか座」主宰。小説や詩歌の執筆を中心に、芸術全般の批評、演劇作品の制作、ワークショップや展覧会の実施、企画・編集・デザイン・流通を一貫して行なう出版事業の運営など、幅広く活動。主な著作に『フィクションと日記帳』(2025)がある。アートスクール「東京大学アルスノーヴァ」パブリッシング部門担当。現在、雑誌『SFマガジン』にてAIと日記をめぐるSF小説「親さと空」連載中。
ワークショップ
〈喩え〉を作る
私は小説を書くことから活動を始めたが、22歳でグループ「いぬのせなか座」を立ち上げて以降は、詩歌、デザイン、批評、演出とさまざまなかたちで表現を行なってきた。いずれにおいても一貫してあるのは「何かに表現を認めるとはどういうことか」という問いだ。机の上の石ころが誰かの大事な意思表示に見える。単なる線の群れが言葉に見える。ありふれた一言がとても深い意味を持って聞こえる。……つまり「AがBを表現している」というときのAとBの結びつきをめぐる関心である。これを私は「喩え」の問題として捉え、表現の核に据えるだけでなく、「私」や「生」や「社会」といったものの最重要構成要素とまで捉えてきた。今回の講義+ワークショップでは、まず私の過去の仕事を上記の視点から紹介した上で、特にことばの表現を中心に、「喩え」とはどう立ち上がるものなのか、立ち上げられてしまう物なのか、それを新たに「自分の表現」として作るとはどういうことなのかといったことを、実践的に伝える。参加者の方々には事前に短い文章をいくつか書いてきてほしい。
メンバー(五十音順・敬称略)
大迫健司///ナクテモ(ボディワーカー・ダンサー・俳優)

からだのこと。空間のこと。
場のこと。関係性とクリエーションの質。
からだを耕すと世界が変わる。
からだが変わると生まれ変わる、世界との触れ方が変わる。
世界との触れ方の多様さを見出したいと感じています。
世界の触れ方の変容体験が生じることがある、その可能性があるような場を置けるようになりたいという想いがあるようです。
そのひと自身に出会い直すような場、からだに出会い直すような場。
身体感覚や身体知。
無意識と意識との境目みたいなものがあるとして、その層や質が変容すると、さらにその先の層と出会えるようになってくるような感覚があります。
「なるべく、意識的に行うことをしない」ことで、起動していなかった層が動きだせる可能性にふれていく、というようなことに興味をもっているらしいこの頃です。
おかだゆみ(ダンス作家・演出家)

東京藝術大学大学院 先端芸術表現専攻を修了。
対話から実際の声を汲み取り、身体で情景を描いていく作品を制作する。
主な活動として、Yokohama Dance Collection2024 competitionⅡ、豊岡演劇祭2025フリンジセレクション、NISHINARI YOSHIOファッションショー(演出・構成)などがある。最近では地域に滞在し、そこで暮らす人々の生活や身体のありようを、映像で記していく活動をしている。
加賀田玲(俳優・ジョンのサン・障害者介助)
撮影:浅沼弥沙

俳優、バンド「ジョンのサン」、障害者介助。1996年福島県生まれ。早稲田大学文化構想学部文芸・ジャーナリズム論系卒業。俳優としての近年の出演作に、小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク『言葉とシェイクスピアの鳥』(2024年)『ラブ・ダイアローグ・ナウ』(2024年)『魔法使いの弟子たちの美しくて馬鹿げたシナリオ(作:松原俊太郎)』(2025年・2026年)、オフィスマウンテン『トリオの踊り』(2024年・2025年)、三枚組絵シリーズ『伸り反り』(2025年)『群の群れ』(2026年)、ワワフラミンゴ『とっちらかってるね』(2025年)など。
坂本彩音(俳優)
撮影:小林克彰

演劇・パフォーマンスユニットIE-イエ-所属。武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒業後、映画美学校アクターズ・コース10期を修了。2023年からワークショップのファシリテーターとして活動開始。2024年にまなざすこと/まなざれることによるケアを主題にした自主企画『光のモンタージュ』、2026年4月に『まなざしの庭』を上演。2025年には日記本『彗星は猫のおしっこの匂いがする?』刊行。
長谷川祐輔(哲学者・ドラマトゥルク)

新潟大学大学院博士前期課程修了。フランスの哲学者ジャン=フランソワ・リオタールの崇高論を中心に研究。
「プロジェクト」や「アトリエ」をキーワードとして、理論と実践が重なる場で生成するものを探究している。
芸術制作や美的実践のプロセスに立ち会うなかで、作品の形にはおさまらない言葉、出来事、行為の記録・保存、コンセプトの設計を続けてきた。
障害福祉の企業にて支援員として勤務。
最近の活動履歴。執筆:「ワークショップ映画と俳優の創作的ミメーシス──濱口竜介の制作論における多層的な声の表出について」(2023)、「崇高の二重化とアナムネーシスの問い──ラクー゠ラバルトとリオタール」(2024)、「モードとコンテンポラリー──山縣良和の『その後に書かれた』ファッションについて」(2025)など。
作品:AAPA『敷居またぎ』(2024)、藤中康輝『光の中で眠る』(2025)、エリア51『光かもしれない』(2026)など。
山口なぎさ(ダンスアーティスト・ダンサー)
撮影:No.44

1997年、宮城県生まれ神奈川育ち。
桜美林大学芸術文化学群卒業。在学時は木佐貫邦子に師事。
断片的な記憶や景色、目には見えない柔らかな感覚を身体を通して掬い上げ、ダンス作品やパフォーマンスへと落とし込む。
生活の中で生まれる繊細な「記憶」をパフォーマンス作品として「記録」するプロジェクト『六畳半』を主宰。日常に潜む小さな変化や感覚を見つめながら創作活動をスローペースで行っている。
自主制作、発表を行う一方、ダンサーとしても舞台に立ち、他者の作品における身体表現にも携わる。近年は伊藤千枝子のもと、踊る身体の本質的なあり方について研究と実践を重ねている。
また、自身の身体表現の経験を活かし、療育施設にて子どもたちへのダンスや表現活動の指導にも取り組んでいる。
和田華子(俳優)
撮影:明田川志保

俳優。青森県十和田市出身。
2019年より青年団所属。小劇場を中心に舞台俳優として活動。近年の出演作に、ムニ『ことばにない』、趣向『べつのほしにいくまえに』、T factory『ヘルマン』、青年団『S高原から』、鳥公園『泳ぐ彼女は果てを見ている』など。2024年、趣向『べつのほしにいくまえに』でCoRich舞台芸術まつり!演技賞を受賞。
近年は、自身が「なぜだろう」と感じた問いを出発点に、舞台という形式に囚われず、その都度もっとも適した形式で作品を創作する活動も行なっている。個人ユニット「和田企画」では、演劇作品『なる、ならない、なれない、ある』を企画・出演。
オブザーバー(五十音順・敬称略)
小島淳之介(脚本家・演出家)

脚本家・演出家。 舞台芸術の創作を行うほか、またトーク企画や対話の場の企画にも取り組む。制作や演出助手、ドラマトゥルクとしても活動。
近年は、土地の記憶や個人の語り、歴史的な文脈と現在との接続に関心を持ち、リサーチをもとにした創作や協働的な創作を行う。
最近の活動に、どらま館Labo『永遠幼稚園』ドラマトゥルク、STAy『GENIUS LOCI』脚本・演出など。
今野ゆうひ(パフォーマー)
撮影:原千里

2005年8月9日千葉県生まれ。2歳からバレエ、3歳からグラハムテクニックを基礎としたジャズダンスを始め、その他アクロバット、ヒップホップなどを学ぶ。
現在、ダンスや演技のみならずグラフィック・プロダクトデザインや詩作、農業、影絵など幅広く勉強中。
これまで、CHAiroiPLIN、スペースノットブランク、川村亘平斎、阿目虎南、CAT-A-TAC、bug-depayse、橋本ロマンスらの作品に出演。
近年の出演作として
2025年5月4・5日東京芸術劇場TACT FESTIVAL2025 川村亘平斎「それは誰のための花?」
2026年2月11〜15日 橋本ロマンス×サエボーグ「POWER CHICKEN」サエポーク役
がある。
今年は自身の創作をするべく、貪欲にインプットを続けている。
坂口友紀恵(ダンサー・俳優)
撮影:田窪優司

桜美林大学文学部総合文化学科(現・芸術文化学群)卒業。ダンサー・俳優として、ダンス、演劇、即興などジャンルを横断しながら活動している。
高校生の頃から「舞台に立っただけで思わず見てしまう身体とは何か」という問いを持ち続け、その問いを活動の軸としている。答えを得ることよりも、自身の身体を通して問いを確かめ続けることを大切にしながら、表現や身体について探究を重ねている。
近年は加藤おりはに師事し、「五十鈴たたら舞」を学ぶほか、日本の民俗芸能や伝統的な身体文化にも関心を寄せる。身体に刻まれた時間や、その身体が育まれてきた文脈に関心を持ち、異なる創作環境の中で何が受け継がれ、何が新たに立ち上がるのかを問い続けている。
佐藤靖子(映画館スタッフ)

日本マイム研究所で身体表現を学びつつ、演劇集団・富良野GROUPの活動や、石川県金沢市にて岡田利規演出の映像演劇作品、越中おわら節町流し(浅草)等に参加。
関口晴(ダンサー)
撮影:中川ぽん太

追手門学院高等学校 表現コミュニケーションコースでダンスと出会う。四国学院大学演劇コース卒業。舞台芸術特別奨学金スカラーとして、コンテンポラリーダンスと演劇を学ぶ。これまでに島地保武、スズキ拓朗、伊藤キム、砂連尾理+寺田みさこ、中村蓉らの作品に出演。
瀬戸内海に浮かぶ男木島でのリサーチをもとに創作した『ただよい眠りツつ』を発表。劇場にとどまらず、古着屋や教会、カレー店など地域の日常空間を舞台に、土地や人との関係性を手がかりとしたパフォーマンスを展開している。
髙橋慧丞(会社員・パフォーマー)

会社員。2018年頃から観客として様々な劇場に足を運ぶようになる。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」基礎科・演習科第1期生。文章表現として、ZINE『tele-』などに寄稿。レビュー・レポートとして、小野彩加 中澤陽 スペースノットブランクの作品群について多数執筆、バストリオ『Holy cow/わたしたちは一度しかない』について執筆。パフォーマーとして、吉祥寺ダンスLAB vol.6/小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク『言葉とシェイクスピアの鳥』、バストリオ『新しい野良犬/ニューストリートドッグ』・『ロングトレイル』・『新しい野良犬/ニューストリートドッグ2』、リージョナル・シアター2025いわきアリオス演劇部Plus/小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク『いわき芸術文化交流館アリオス』出演。
瀧腰教寛(俳優)
撮影:takehito kinoshita

石川県七尾市出身。
2007年から2018年まで劇団〈重力/Note〉に参加。
2019年より石川県七尾市にて、演劇を学ぶ大学生の能登滞在制作「ノトゲキ」の運営とコーディネートを行なっている。
近年は俳優として、小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク、お布団、新聞家、武本拓也、地点、BEBERICA theatre company (あかちゃんとおとなのための舞台芸術・ベイビーシアター)、譜面絵画、屋根裏ハイツ、山本伊等、ルサンチカの舞台作品に出演している。
今後、石川県七尾市を中心としたエリアで、舞台の作り手と能登地域に住む人たちための企画を行っていきたい。
ときちとせ(劇作家・制作)

コミュニケーションや人間の尊厳、他者と共にいることを主な関心として、演劇の作・演出や制作を行う。福祉の現場での実践と演劇を往復しながら、自分とは異なる世界の捉え方やコミュニケーションに触れることで、私たちが当たり前だと思っていることを見つめ直す創作を試みている。対話における齟齬や語りにくさ、他者と関係性が立ち上がる過程を創作のテーマとしている。
2026年3月 つぁつぁ#1『川影と半月に、』主宰・作・演出
2025年3月 不定期企画#0『だけど、もうちょっとここで』主宰・作・演出
荷車ケンシロウ(俳優・制作)
撮影:肖藝凡

劇団不労社所属。俳優・制作。
石川県金沢市出身。東京都在住。
大阪大学大学院文学研究科文化動態論専攻アートメディア論コース修了。
ティーンズミュージカル、高校演劇部、㐧2劇場を経て、
2018 年 1 月より劇団不労社に所属し、第2回公演以降全ての作品に出演の他、2023年頃からは予算や進行管理などを担当。
2024年に劇団不労社『MUMBLE -モグモグ・モゴモゴ-』にて第26回関西現代演劇俳優賞 奨励賞受賞。
現在は会社員として働く傍ら、自主的に演劇活動をしている。
劇団外の活動として、
自ら脚本も手がける一人芝居の上演の他、リヤカーを用いた野外劇の企画・創作に取り組むなど、関西・関東を拠点に幅広く演劇活動を行う。
花田千絵子(ダンサー)

6歳より黒田呆子に師事し、モダンバレエを学ぶ。北九州&アジア全国洋舞コンクールにて文部大臣賞を受賞。その舞踊経験を基盤としながら、ストリートダンスや民族舞踊へも関心を広げ、インドネシアでは語学留学中に宮廷舞踊を学び、韓国では舞踊家に、雲南省では芸術学院で少数民族舞踊を学ぶなど、各地の文化に触れる。帰国後は表現の軸をコンテンポラリーダンスへと移し、2019年よりソロプロジェクト《SOUP》を始動。身体を通して人や場との関係性を探る創作を続ける。近年は美術家、ファッション、ミュージシャンとの協働や即興セッションなど、異なる領域が交わる場を中心に活動している。
樋笠理子(振付家・ダンサー)
撮影:Joseph Marcinsky

橘バレヱ学校、法政大学哲学科を卒業。Budapest Dance Theatreにて研修。私たちを取り巻く人やモノ、環境から誘われるように踊りは現れるのではないかという視点から、そこに隠された振付の可能性を掘り起こす創作活動を行う。
2024年より分野横断的な交流から生まれる創作と上演の可能性を探る企画「Chiasmus」を立ち上げ、主体的身体によるコミュニケーションを探る作品や、協働者の関心から出発したダンス作品、振付手法を試す作品等、多種多様な作品を上演。また身体による対話の試みとして、「誰でもダンス!ワークショップ」なども開く。
現在は現代作曲家の後閑綾香と協働し、《演奏者の身体》に着目したリサーチを進めている。
青木尚哉主宰グループzer◯に所属し、学校や福祉施設でのアウトリーチ活動など、人との関わりを大切に創ること、踊ることを続けている。
蛭田絵里香(舞台芸術実践者)

福島県出身。京都在住。俳優として平田オリザ、市原佐都子らの作品でフランス公演に出演。ダンサーとして山下残、倉田翠らのクリエーションに参加。作家としての主な作品に『MAMA』(2023、城崎国際アートセンターほか)、『SF回転寿司演劇』(2026、伊丹市立演劇ホールほか)がある。
細谷愛(ダンサー)

5歳からモダンダンスを始め、遠藤美和氏に師事。約15年間教室に所属し、現在は教室作品の振付や指導補助にも携わる。ソロ作品の創作・上演にも力を入れている。大学1年時からは母校・神奈川県立神奈川総合高等学校創作ダンス部のコーチを務め、舞踊教育についても実践を通して学んでいる。現在は日本大学芸術学部舞踊コース洋舞専攻に在学し、モダンダンス、バレエ、コンテンポラリーダンスを学びながら、自身の表現を探究。
高橋あかね、平原慎太郎などの振り付け作品への出演をはじめ、2026年には中村蓉の元で、振り付け助手・アンダーとして創作活動に参加した。
松田崚汰(俳優・ダンサー)

島根県松江市出身。1998年生まれ。桜美林大学芸術文化学群演劇ダンス専修進学を機に上京。 在学中は演劇企画集団THE・ガジラ主宰 鐘下辰男氏に師事。本格的な劇場デビュー作となった映画『ほなまた明日』(24/道本咲希監督)ではW主演を務め、新藤兼人賞2024ノミネート、ウディネファーイースト映画祭正式出品、JAPANCUTS2025選出など国内外で評価を高めた。続く主演作『心玉』(25/渡邉りか子監督)は、ポレポレ東中野を皮切りに全国順次公開を果たし、俳優の池松壮亮氏らがコメントを寄せるなど話題に。近年は、世田谷パブリックシアターシアタートラム上演の『どこにもない場所』(25/MWMW)出演を機にダンスを始め、以降ダンス作品にも精力的に出演している。倉田翠氏、大西優里亜氏、高橋萌登氏などの作品へ携わる。
クレジット
招聘アーティスト
池田亮(脚本家・演出家・造形作家)
鴻池留衣(小説家)
桜井圭介(音楽家・ダンス批評)
中村蓉(振付家・ダンサー)
橋本真那(アーティスト)
康本雅子(ダンサー・振付家)
山本浩貴(「いぬのせなか座」主宰)
メンバー
大迫健司///ナクテモ(ボディワーカー・ダンサー・俳優)
おかだゆみ(ダンス作家・演出家)
加賀田玲(俳優・ジョンのサン・障害者介助)
坂本彩音(俳優)
長谷川祐輔(哲学者・ドラマトゥルク)
山口なぎさ(ダンスアーティスト・ダンサー)
和田華子(俳優)
オブザーバー
小島淳之介(脚本家・演出家)
今野ゆうひ(パフォーマー)
坂口友紀恵(ダンサー・俳優)
佐藤靖子(映画館スタッフ)
関口晴(ダンサー)
髙橋慧丞(会社員・パフォーマー)
瀧腰教寛(俳優)
ときちとせ(劇作家・制作)
荷車ケンシロウ(俳優・制作)
花田千絵子(ダンサー)
樋笠理子(振付家・ダンサー)
蛭田絵里香(舞台芸術実践者)
細谷愛(ダンサー)
松田崚汰(俳優・ダンサー)
主催・企画・製作:スペースノットブランク
助成:公益財団法人セゾン文化財団