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大石英史 Eiji Oishi Twitter
©︎ 前谷開

訊ねる
訊ねる:大石英史
答える:吉田卓央

大石英史 :1. 一番最近、失くした物は何か教えてください。それはどのような状況で失くしましたか?
吉田卓央:リップクリームです。よく失くします…あまりによく失くすので、持っているすべてのかばんにひとつずつリップクリームを入れました。それでもひとつ失くなった…どのような状況で失くしたのか…おそらく使った後、無意識にどこかに置いて、そのまま忘れたんでしょうね…リップクリームを使い切ったことは人生でない気がします。

大石英史 :2.なんのジャンルでも、どんなもの/ことでもいいので、いま一番人にお勧めしたいものを教えてください。
吉田卓央:グルメ系Youtube番組「MASUHIROのうまいのなんの!」です。山本益博さんは日本初の料理評論家で御年75歳になります。彼がいろいろな料理のうんちくを教えてくれたり、評判の料理人にこだわりをインタビューするような番組です。
動画を観ながらひとりで食事する方がいたら、ごはんのお供に「MASUHIROのうまいのなんの!」をぜひお試しください。番組の途中に入る「うまいのなんの!」というSEが最高です。たまに「これこれ!」とかのバリエーションが出てきます。
MASUHIROのうまいのなんの!

大石英史 :3. どんな嘘をついたことがありましたか? 印象に残っている自分の嘘を答えられる範囲で教えてください。
吉田卓央:この質問を読んだとき、すぐに連想した自分の嘘があります。ただ、おそらく回答しないほうがよいので…すみません!

答える
訊ねる:深澤しほ
答える:大石英史

深澤しほ:1.占いは信じますか? 信じる/信じない理由を教えてください。また占いにまつわるエピソードがあれば聞かせてください。
大石英史:信じたくないけど、信じている気がします。
星座占いでラッキーカラーが黄色だったら、その日に自分の持ち物に黄色があるかを意識してしまいます。占いを読んだり見たりしてしまうと、それに何らかの影響を受けてしまいます。
エピソードなのかは分からないのですが、、、
母は、朝の情報番組を見ていて占いが始まるとチャンネルを変えます。そして、僕自身も母と同じようにチャンネルを変えます。僕の占いへの感じ方は、母からの影響が大きいように思います。

深澤しほ:2.なんのジャンルでも、どんなもの/ことでもいいので、いま一番人にお勧めしたいものを教えてください。
大石英史:5月25日に下北沢で開催される「マンドラゴラ」というお笑いライブです。
前回の2月に開催された「マンドラゴラ」に、僕は知人に連れられて行きました。そこでの体験を今も引きずっています。
舞台上でのネタやトーク、客席からの笑い声の双方向によって、その場の笑いの基準が変容していく様に感動しました。何を笑うか/笑わないかということ自体、社会性の高い行為であるなと思いました。目の前で起きる出来事の何に笑い、笑わないかで、その場での倫理観が形成されていく様子に、お笑いライブってこんなに凄い場所だったのかと静かに興奮していました。
また、たくさんの芸人さんが出てくるので、たくさんの価値観を一気に浴びれるのも素敵に感じた点です。それが「笑い」というその場で生まれた基準によって、何かしら統一されたものとして楽しめること自体も面白かったです。
終演後、知人に「いつもお笑いライブってこんなに凄いのか」と聞いたところ、「今回のは特にすごかった。出演者とお客さんによって大きく左右されるから、毎回そうなる訳ではない」と回答がありました。なので、僕のような体験ができることは約束はできませんが、あの体験を他の人もして欲しいという思いがあり、「マンドラゴラ」をお勧めします。

深澤しほ:3.自分のお金でいちばん最初に買った音楽はなんですか? その音楽の思い出も教えてください。
大石英史:レベッカの「フレンズ」のシングルです。
フジテレビ系列で放送されていた「リップスティック」というドラマの主題歌でした。
友達と購入しに行ったような気がします。友達はブラックビスケッツのCDを買っていました。でも、友達と買いに行ったのは、また別のCDのときだったかも知れません。友達がブラックビスケッツのCDを買った出来事はなぜか鮮明に覚えています。

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