Theatre of Saviour 救世主の劇場
©︎ Ayaka Ono Akira Nakazawa Spacenotblank |
時間と空間の拡張によって、「分断」が「棲み分け」としてあたりまえになった社会を考察する。「繋がりすぎた」人間たちは、互いの批評性を受け容れて生活することで、貧しくも平穏な暮らしを保つことに成功した。「記憶」は「映画」と深く結びつき、人生の「豊かさ」を表すバロメーターを観察することが生きがいとなっている「状態」。『救世主の劇場』は、わたしたちの生活と舞台とを交互に取り扱い、(誰もいない)冷たい場所を、(誰もいない)冷たい舞台として可視化する。救世主が暮らす劇場に「いるはずのないストーリーテラー」がやってくる。日々の狩猟、再生の兆し、どこからか流れるテレビ放送、記憶の場所。救世主が平凡人として、ただ生きているだけの未来について。
かながわ短編演劇アワード2021 演劇コンペティション
2021年3月21日(日)14:10 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
かながわ短編演劇アワード2021 演劇コンペティション
出演:古賀友樹 近藤千紘 深澤しほ 演出:小野彩加 中澤陽 保存記録:植村朔也 制作:花井瑠奈 協力:プリッシマ ヌトミック 東京はるかに 製作:スペースノットブランク 主催:神奈川県 かながわマグカル演劇フェスティバル2021
批評 | |
2021年6月4日(金) | 東京はるかに|スペースノットブランク「劇場三部作」③ 救世主の劇場評 |
ニュース | |
2021年2月1日(月) | ステージナタリー|「かながわ短編演劇アワード2021」無観客開催が決定、安住の地ら7団体が作品披露 |
2021年2月22日(月) | マグカル・ドット・ネット|かながわ短編演劇アワード2021 演劇コンペティション、いよいよ配信! |