氷と冬
現代に於ける(主に人と人による)精神的な冷戦状態を舞台芸術として表した作品を制作する。それは「社会」や「国家」という広義なまとまりの中だけではなく、個人間で起こっているものとしての冷戦(あるいはただ冷たいだけの)状態について、である。物語や関係は個々の言語を用いて想像されるものと仮定して、作者たちは「状態」を制作し、関わり合いによって起きる「現象」を描く。登場する生物たちは固有の抑止力を持っていて、それが何なのか互いに知る術がないところからはじまり、場合によっては(日常と同じく)終わりまで何も起きない。仕組みを新しく作り出すことも見据えてこの「冷たい舞台」を制作し実演する。
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かながわ短編演劇アワード2020 演劇コンペティション
2020年3月22日(日) 12:00|KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
かながわ短編演劇アワード2020 演劇コンペティション
出演:古賀友樹、櫻井麻樹、瀧腰教寛、深澤しほ
演出:小野彩加、中澤陽
制作:花井瑠奈
保存記録:植村朔也
協力:プリッシマ、ヌトミック、東京はるかに
製作:スペースノットブランク
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