他のアーティストたちと関わり合うことによって知見を深めていくリサーチ・プロジェクト兼スタディ・グループ「続・継承する身体」のためのオープンコールを行ないます。募集期間は2026年6月1日(月)から6月22日(月)まで。詳細は以下をご確認ください。
小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク
他のアーティストたちと関わり合うことによって知見を深めていくリサーチ・プロジェクト兼スタディ・グループ
続・継承する身体
のためのオープンコール
応募受付開始:2026年6月1日(月)10:00
応募受付締切:2026年6月22日(月)23:59
[概要]
「続・継承する身体」は、
– 他のアーティストたちと関わり合うことによって知見を深めていくリサーチ・プロジェクト兼スタディ・グループである。
– アーティストたちとの関わり合いを「私たち」の成果として完結させず、中継点とし、パラレルなアーティストたちのコンテクストに結び目(KNOTS)を生じさせ、来る時代、次代のアーティストたちへと還元していくことを目指す。
– 継承という「考え方」を、パーソナルとソーシャルの両面で捉え、積極的に交差させることで新しいコンテクストの創出を試みる。
– 完成された作品や明確な成果物をあらかじめ求めず、参加するアーティストたちそれぞれが自身の実践や関心を持ち寄り、他者の思考のプロセスに触れながら、自らの創作の文脈を捉え直すための場として実施する。
– 小野彩加 中澤陽 スペースノットブランクが2023年にDance Base Yokohamaで実践した「継承する身体」の続編である。
[メッセージ]
2023年に実践した「継承する身体」では、私たちが2019年より研究開発を継続してきた独自の振付メカニズム「フィジカル・カタルシス」を特定のメンバーに継承することを試行しました。加えて、私たちに先行する世代のアーティストたちの「意匠」を私たちが継承してみようとすることにも挑戦しました。contact Gonzo『訓練されていない素人のための振付コンセプト001』(「002」と「003」もいずれ)、ジェローム・ベル『ピチェ・クランチェンと私』を土台にした『松井周と私たち』、多田淳之介『再生』のそれぞれです。当初から、より多くのアーティストたちの「思考のプロセス」を「知る」という行為を通して自らの想像力を攪拌させることで、興味のベクトルを「誰にも判然としないような場所」へ向かわせられるのではないか、と考えていました。「続・継承する身体」では、それを実行に移したいと考えています。参加するメンバーとともに、舞台芸術およびその周縁にあるアーティストたちの実践に触れ、考え方を交換し、異なるコンテクスト同士を接続するための時間をつくります。ここでいう「継承」は、ある作品や方法論をそのまま受け渡すことだけを意味しません。それらが生まれる以前の判断や逡巡に接し、自分自身の実践の中で別の形へ変換していくことを含んでいます。私たちのリソースをある程度好き自由に取り扱い、ニューロンとニューロンを繋げる新しいシナプスのような結び目(KNOTS)を発見したい方のご応募をお待ちしております。
2026年6月1日(月)
小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク
[やろうとしていることのあらまし]
「続・継承する身体」は、他のアーティストたちと関わり合うことによって知見を深めていくリサーチ・プロジェクト兼スタディ・グループです。まず、舞台芸術およびその周縁に関連するアーティストたちをメンバーとして約10名、このオープンコールによって集めます。その後、2026年8月と12月に、断続的でゆるやかな集まりを実施します。8月は、さらに別の舞台芸術およびその周縁に関連するアーティストたちを招聘し、ワークショップないしクリエーションワークショップを行ないます。約10名のメンバーとともに、様々なアーティストたちの実践に触れ、体験し、それぞれの思考のプロセスを知る時間をつくります。招聘するアーティストたちは未だ決定していません。メンバーの意見も取り入れながら決定していく予定です。12月は、ワークショップないしクリエーションワークショップを行なうと同時に、集まった約10名のメンバーによってクリエーションできそうな何かを探し求めます。公開を前提とした作品制作ではなく、集まりの過程から共有可能な形式が見つかった場合には、小さな共有や試演の可能性を探ります。「仕事」として舞台芸術を創造すること以外の価値観で、普段のままでは交わる可能性の低い別の「思考のプロセス」を「知る」機会になることを望んでいます。約10名のメンバーたちの意見を取り入れながら、それぞれの興味をごちゃまぜにすることで、活動を通して「新しいコンテクスト」の創出が目指せるのではないかと考えています。
[やろうとしていることのまとめ]
・小野彩加 中澤陽 スペースノットブランクのこれまでの実践や考え方を共有すること
・参加するメンバーそれぞれの関心、実践、問題意識を共有すること
・招聘アーティストによるワークショップないしクリエーションワークショップを実施すること
・舞台芸術およびその周縁にある複数の実践を、参加するメンバーとともに体験し、検討すること
・集まりの過程から共有可能な形式が見つかった場合には、小さな共有や試演の可能性を探ること
[参加にあたって]
「続・継承する身体」のためのオープンコールは、雇用、出演依頼、制作委託、出演者募集ではありません。「続・継承する身体」は、参加するアーティスト同士が、それぞれの実践や関心を持ち寄り、学び合い、考え方を交換するためのリサーチ・プロジェクト兼スタディ・グループです。参加費および受講料はありません。招聘アーティストによるワークショップないしクリエーションワークショップにも、追加の費用なく参加いただけます。また、活動に必要な資料を提供する場合があります。一方で、活動に係る謝礼の支払、旅費(交通費・宿泊費)の支給や補助はありません。活動への参加に要する交通費・宿泊費は、応募者ご自身の負担となります。
[対象]
舞台芸術およびその周縁に関連するアーティストの方。
舞台作家、振付家、劇作家、演出家、ダンサー、俳優、音響家、照明家、美術家、映像作家などを想定しておりますが、その限りではありません。舞台芸術の創作に関心があり、自身の実践を他者の実践と接続しながら考えたい方を対象とします。
[募集人数]
約10名
[応募条件]
・応募受付締切日である2026年6月22日(月)時点で18歳以上の方
・過去3年以内に1作品以上の舞台芸術(ジャンルは問いません)の創作に携わったことのある方
・舞台芸術(ジャンルは問いません)のクリエーションに興味がある方
・小野彩加 中澤陽 スペースノットブランクの作品や活動に興味がある方
・2026年8月および12月に実施する断続的でゆるやかな集まりに参加する意欲がある方(下記[スケジュール]をご参照ください)
・自身の好き嫌いや肯定と否定の分類にかかわらず、世界に在る考え方に対して前向きでいられる方
・本募集要項およびベルリン行動規範の内容を確認し、同意できる方
※活動に係る謝礼の支払、旅費(交通費・宿泊費)の支給や補助はありません。
※活動への参加に要する交通費・宿泊費は、応募者ご自身の負担となります。
※参加費および受講料はありません。
※ベルリン行動規範は、創作や対話の場におけるハラスメント、差別、暴力を防ぎ、互いの尊厳を守るための行動規範として参照します。
[スケジュール]
2026年7月1日(水)-5日(日)の内いずれか1日、最大1時間程度を予定:面談
2026年8月1日(土)-12日(水)/14日(金)-20日(木)/28日(金)-31日(月):断続的でゆるやかな集まりを実施する可能性がある日
2026年12月4日(金)-7日(月)/16日(水)-19日(土):断続的でゆるやかな集まりを実施する可能性がある日
※すべて、東京23区内の施設にて行ないます。
※上記すべての日程での実施は想定しておりません。招聘アーティストと参加するメンバーのスケジュールを確認した上で実施日を調整します。
※1日あたりの実施時間は、内容に応じて決定します。ワークショップ、ディスカッション、クリエーションワークショップ等を組み合わせて行なう予定です。
※詳細な日時、会場、内容は、参加するメンバーの決定後に順次共有します。
[書類選考]
応募者多数の場合、書類選考を行ないます。
2026年6月26日(金)までに、ご応募いただいた方全員にメールにて結果を通知いたします。
[面談]
2026年7月1日(水)-5日(日)の内いずれか1日、最大1時間程度を予定。
応募時に参加可能な日時の候補をご提示いただき、その中から調整して決定いたします。
※面談は東京23区内の施設にて、対面で行ないます。
※面談への参加に要する交通費・宿泊費は、応募者ご自身の負担となります。
[応募方法]
下記応募フォームからお申込みください。
応募フォーム
[応募時に提出いただく内容]
・氏名/氏名のフリガナ
・生年月日
・メールアドレス
・居住地
・プロフィール
・これまでに関わった活動や作品について
・「続・継承する身体」に応募する理由(800字程度・1,200字以内)
・現在の関心、または「続・継承する身体」を通して考えてみたいこと(800字程度・1,200字以内)
・2026年7月1日(水)-5日(日)の面談参加可能日時候補
・ワークショップないしクリエーションワークショップを受けてみたいアーティスト、または接してみたい実践および分野
・備考
[選考について]
応募内容をもとに、以下の点を中心に確認します。
・「続・継承する身体」の趣旨への関心
・自身の実践や関心を言葉にしようとする姿勢
・他者の考え方や実践に触れることへの前向きさ
・継続的なリサーチ・プロジェクト兼スタディ・グループへの参加意欲
・参加するメンバー全体の関心や実践のバランス
経験年数、肩書、ジャンル、技術の優劣のみによって選考するものではありません。
[お問合せ]
spacenotblank@gmail.com
Monday, 1 Jun 2026